2009/02/24

DVD『ヴァイブレータ』ようこそ

2003年 廣木隆一/監督 寺島しのぶ 大森南朋



最初の大森南朋のセリフ「ようこそ」で、まったく、全て持っていかれた。どのシーンの南朋も良すぎて死にそう。耳鳴りしそうなくらいカッコ良かったー!!



はぁ・・・



共感とか、理解とか、そういう感情は持たずに、トラック運転手の南朋と食べ吐き癖の寺島しのぶの二人を、じいいいっと見てたって感じです。観察?



笑うと急に子供っぽくなる(うぃぃ、常套句過ぎて自分が許せないが、そうなんだもん)南朋・・・罪な男だのう。
肉体労働者に見えないのに、カラダは薄っぺらじゃないあたりとか(やはり父譲りなのでしょうか)、肌がきれいすぎじゃないのか、とか。映画館じゃなくて良かったかもな。鼻息が他のお客様のご迷惑でしたよ。ふんが。



寺島しのぶに嫉妬するかといえば、こんな大変そうな女には嫉妬しにくいのでした。お風呂の場面は予告などで見かけてたけど、癒し場面としては2番手で。
トラックの操作を簡単な言葉と調子で教えてる南朋の声がさ! 「いいよー」って言うわけです。「言うとうりにしてね(こんな意味のことを言った)」には、稲妻がー!
↑こんな「言うとおりに」って普段は腹の立つ言われようなんですが、ここの場面では、おお、男!(オス?)だなというセリフで参りました。



まぁ実際、コンビニであんな風に見られたら嫌だろうけどね。寺島しのぶが痛々しいけれど下品にさせない雰囲気があって、それが良かったのだと思います。だから嫉妬もしないのでしょう。







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