2008/02/18

山口祐一郎評、香川照之による。

日本魅録』香川照之著 キネマ旬報社 2006年
ISBN:4873762782



『利家とまつ』での共演者についてのくだりで、山口祐一郎について1行ばかり。

大器・天海祐希もしかり。男勝りの豪快さと女性らしい細やかさが雄大に溶け合い、何よりその気丈な野性味溢れるプロ意識、役作りが、山口祐一郎の骨太で賢固な役へのアプローチと見事な調和を奏でた。2人を見ていると、私などは本当に舞台の一観客になった錯覚に陥ったものだ『日本魅録』より引用

天海さんとの兼ね合いで・・・とりあえず登場。祐一郎に関しては、感覚的な評というよりも、見たまんまじゃ?というか。



しかし、2人だけで並んでいるところは「見事に調和」してた記憶はあります。当時は天海さんしか認識してなくて、でも上背のあるすっとした役者さんだなぁと思ってました。



ちなみに、この章ではひたすら唐沢寿明と松嶋菜々子を褒めちぎってます。
そうかー、唐沢寿明は好きだな。『白い巨塔』も良かった。 
松嶋菜々子は悪くないし素敵だろうと思うけど(メイクがいつも同じだなぁとかは思う)、別に好きってほどじゃない。む、私は女優さんに対しては非常にハードル高いらしい。きっと心が狭いのでしょう。



香川照之、テンションがやたらと高く、かなりの感激屋さんです。文章もわりに装飾的なので、こんな風になってます。うーむますます好きになりました。







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