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2007/07 朝日出版社 ISBN: 978-4255003993
絵画の読解をしているだけの本なのに、「怖い絵」という切り口でまとめたのが面白い。ともかくタイトルと表紙の絵にぎょっとして、思わず手に取ったという感じ。
凄惨なものを描いたものはもちろんあるけれど。一見幸せそうなおだやかな絵も、描かれた時代とともに見ると、意外な恐怖を背負っていたり。
描いた作者の思惑が怖かったり・・・ 美しいだけだと思った絵でも、「怖い」をものさしにすると、また違った見方が出てくるものだなぁと感心します。
惜しいのが、解説の対象になっている「絵」の扱い! 見開きで一枚の絵を掲載しているので、背表紙がわの糊付けしてる部分がよく見えない~っ
見えない部分が出来ちゃうくらいなら、小さくしてもいいから1ぺージに収めてほしかったなぁ
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