2007/10/21

『イーストウィックの魔女たち』 それって・・・陣内ダリル。

音楽もいい、舞台セットもかわいいし、レーザーの効果も嫌いじゃない。



何より、涼風真世、森公美子、マルシアの三人が素敵だった、キイキイ女の大浦みずきさんも、役に徹しててかっこよかった。だからこそ、惜しい!もったいないってー!



問題は、ダリル・ヴァン・ホーン



・・・って、書きたくないけど、個人的な感想なので陣内さんのファンの方には先にごめんなさい。決して、陣内さんは嫌いじゃないのです。ドラマで見る感じ(トレンディー時代?)も面白いなぁと思ってたし。



初日開けたばかり、と思って観てもー。ちょっと厳しいかな。2回観ましたけど、陣内ダリルって惜しい。もっと良くなるはずなのにーって、すっごく思えて仕方ないのでした。



1.何を言ってる?
心を大きくしてみても、3割くらいがうまく聞き取れない気がします。実際には1割くらいかもしれないけど、一生懸命「何を言っているのか」を聞こうとしないと、良く分からないの。もったいないよね?
ゆったりとセリフを言ってくれてもいいのになぁと思います。そのほうが、余裕のある悪い男っぽくないかしら。



2.軽いままか・・・
最初のセリフが「呼ばれて飛び出てババババン♪(適当。でもこんな感じ)」。最後まで、この軽い調子のままのダリル。



いくら「乾いてる」妙齢の女性をたぶらかすからって、軽いままじゃつまらないです。3人を次々とくどくとこ、それぞれにあわせた魅力を振りまいていただきたい。



情熱の芸術家マルシア・アレクサンドラにはやはり、情熱的に。
音楽家の涼風・ジェーンは、優雅な感じとか。
で、おしゃべりが苦手な記者のモリクミ・スーキーにはお茶目に、とか。



だって、くどく場面がそれぞれに長めのデュエットのパートになってるので・・・かわいくて軽め、だけじゃなく。もっといい加減な悪い男になって欲しかったなぁ



あと、どうにも陣内ダリルは間の取り方があまり良くないかと。全編歌!だとオケとの呼吸で間も取れるんだなぁと感心しちゃった。セリフ(芝居)、歌とくっきり分かれてるこのタイプは、役者さんの個人力が如実に出るようで。恐ろしかー。



3.歌
あああ、歌です。これは好みだと思いますが、私はダメだったの。音域狭いのか? そこ、見せ場だよ!という曲でもガンガン来ないー。おうー。
(だから役者になったのか、とか色々思ったり。いや、戸田恵子さんみたいな方もいますしね。コホン、好みじゃない、としておく)



先日も書いたけど、この素敵な女性たちを手玉に取った男ならば、もっと魅力的であって欲しい。
私としては、大澄賢也さんはどうかなかぁと。お歌はすっごい、ってレベルではないにせよ、今まで拝聴した限りではしっかりした感じの声でした。
ふ、華麗に踊ることにかけてはお手のもの♪ ぜひ、再演があれば考えていただきたい。



でも、素敵だった女性たちについては続きで。



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