2011/09/11

『三銃士』-6 父さん/ひとりは皆のために

■勇敢なお父様が亡くなりました・・・



しくしく。松澤さん演じるパパ、パリにいるダルタニャンへ父の訃報が届きます。



とっても、美しい旋律の追憶の歌。芳雄くんの声にも良くあっていて、じーんとします。こういう、切ない歌は得意ですねー。
↓ここ、泣けーっとツボを押すような転調で、キターッ だった。イメージで言えば「iichiko」CMのビリー・バンバン聞いて泣きたくなるような気分に似てます。いい曲だ。



遠い夏の日 青空と笑い声 忘れないよ どこにいても・・・
誇り高く 強く優しい男
いつかなりたい そんな人に



(ところで、すごく良く覚えられれる歌詞と、何度聞いてもダメな歌詞があるのはどうしてかな。ちなみに、三銃士の歌詞は全体的に頭に入りやすかったです。終演後に、うむーと思い出しつつメモできた)



■ひそひそ話大会?



教会の裏での決闘、三銃士がやってきた。母からの手紙をささっとポケットにしまうダルタニャン。健気でかわいいのう。



それ以上にかわいいのが、ひそひそ話してる三銃士さんたち。カズさんの横顔がカッコよかったー。



でもって、そこへ決闘禁止だー!と来るのがロシュフォール。楽しそう。


お怪我してるらしいってのは、もれ聞いていたのだけど、聞いてなかったら全然気づかないくらいのパフォーマンスでした。圭吾さん・・・


三銃士のスリット入り上着、どうもカッコ良く見えないところへ、ロシュフォール隊長の凝ったデザインの衣装が眩しい。黒革に赤い飾り、細かくスリットがあって、それも赤い糸(かな?)で飾ってあるの。
欲を言えば、隊長の髪が超ストレートなのはいいけれど、もっと長いとか、もっと簿ボリュームあるとかでも良かったよー。そしたら美青年風じゃ?


■闘い。音楽が盛り上げてます。


一人はみんなのために! みんなは一人のために!


いやーっ 華麗だわ。カズさんのとこがいちばん華麗かな。アラミスのハンカチパフォーマンス。ひらひらハンカチが決まってました。

三銃士の一人はみんなのために~♪の音楽が、早いテンポで流れてて、ジャンジャン!シンバルの音がこれまたテンポ良く、無条件にどんどんテンション上がっていきます。


お前らは何故、閣下に敬意を払わん!
と言ったロシュフォール・圭吾さんの声がねー。ステキ。魂の叫びよ。祐一郎閣下を思い、そうだそうだーと思いました。賞賛、尊敬、あなたの臣下、ロシュフォールの叫び。
愛されてるね・・・閣下。


アトス>われわれが敬意を払うのは、こくおーへーか、だけだーーっ


ロシュフォール>ばーーーーっかぁ!


・・・・笑っちゃうんですけど、でも、これを見れば、あらこの二人は実は仲が良いのかしら、とか思いたくなります。実はね・・・とか。ケンカがコミュニケーションだったりして。
まぁそんなことはなくて、最後まで相容れない感じなのでしたが。


この後も、ロシュフォール率いる親衛隊、いつも数は多いのに銃士たちに負けてばかり。弱い! 隊長、親衛隊は弱いですよう~鍛えたほうがいいね。
ダルタニャンの活躍と成長がとにかくメインなので、ロシュフォールが敵としてはイマイチでもいいのでしょうか。いやいやー、やっぱりライバルはそれなりにしたたかで強敵であったほうが盛り上げるんじゃないか。


見栄えでは断然、銃士より上をいく親衛隊、特に隊長殿なので、腕っ節の面でもいいところがあればよかったな。


■お三方の合唱で、キマリました
アトス!ポルトス! アラミス(キラリン!)


心地よい三重唱でした。短い重唱でしたけど、メインの高音部を担当のカズさんのお声がスカーンと入り、低音部を岸&橋本のお二人が、骨太に支える。岸さんの支え方が、包容力ありそうな声で、そこへ明るく伸びるカズさんの声ってー。もともと男声重唱がとても好きなので、感激したな。もっと歌ってほしかったー。
あ、この日さとしさんの声はいい調子ではなかったのでした。外れてたりはしないけど、いつもの無理なく出てくる声はなく、頑張って出してる声であった。気合で歌ってたもよう。


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