2010/02/08

『アイーダ』2/6-2 アイーダ

主人公はアイーダ・・・なのに、今、私の心にはラダメスが溢れまくってまっす! これはもしや、持ってかれたっ 阿久津ラダメスにむちゅうらしい。やーん、どうしよう。CDほしいな・・・



アイーダは樋口麻美さん。2006年に「クレイジー・フォー・ユー(CFY)」のポリー役で拝見してましたが、こんな力強いお方だったとは知りませんでしたよ!



すっごいなぁ CFYで観たときは、可愛い、そしてもっとお肉つけなきゃ!って思ったんですよ。とても細くて心配になるくらいだった。



このたび拝見した樋口さん、やはり細かったけれど、全身からエネルギーやら気迫が充実していて、細くて心配する必要などなかったです。









プリンセスだけど、やんちゃな感じとか物事の本質を見ようとする姿勢とか、最初のシーンから私の心をぐいっと掴んでしまいました。


女性には厳しい・・・と自覚しているけれど、樋口アイーダは応援したいっていうのもおこがましいような、ラダメスと一緒になって魅力に惹かれましたね。
二人の魂は平等だなって尊敬し合ってるんだなぁって感じられて素敵。


「ローブのダンス」の迫力ったら! おおおーっと迫ってくる! 
上手の奥から下手手前にいるアイーダに向かってくるヌビア人たちの切実な思い、ネヘブカの勇気に、涙。義を見てせざるは勇なきなり・・・。うぉぉー


ここで耐えに耐えているヌビア人、そしてアイーダの心に胸打たれますね~。いま私を変えた! の言葉に本気で震えちゃったわー。なんて凛々しいんでしょう。


揺れるところが良い。
自分の不注意で侍女たちまで捕らえられてしまったことの責任、ヌビア人たちからの期待、私はもう昔の私とは違う!って、やりたくないんじゃないんですよね、無理だって思っていたんだろうなぁ


ラダメスがアイーダを愛して、自分の人生を心に従って選びたいって思ったように、アイーダはラダメスの一途なところを見て、きっと自分の心に従いたいって思ったのね。


決心したものの、やはりラダメスへの気持ちとの狭間でゆれる心。女子、涙です。


美しく、品があって、勇敢なアイーダ。こういうヒロインは完璧すぎてあまり感情移入しにくかったりするんですが、樋口アイーダの魂というか気迫に飲み込まれていったような。


堂々としてるけれど、身近な雰囲気もあって、魅力たっぷりだったなぁ


運命を受け止める器の大きさもあって、なかなか大きな女性です。


声も! 素晴らしかったです。
キュートな声で話したり、全身で叫んだり。樋口さんの声も強いくせがないにもかかわらず、引き付けるものがありますね。
で、四季の方たちっていつも高いクオリティを保ってらして、ほんと素晴らしい。


あんなに細いのにどこから声を出しているのか? 凄い。




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