シアタークリエ、マチネ鑑賞。
浦井健治/昆夏美/濱田めぐみ/米倉利紀
浦井(ブルー)、昆(みどり)、濱田(イエロー)、米倉(ワイン)
色分けされた衣装の4名が舞台上に。黒いバックに、立方体の枠部分が、白い線と柱で構築されていて、キューブ状のものも舞台奥にいくつか見えます。シンプルなのね。
物語の小道具に、このキューブがいろいろ使われていました。
1942年 スペイン船のデッキの上で
なぜスペイン船なのか分からなかったけれど、嵐がせまっても、襲い掛かっても、新しい世界へと向かおう、という歌詞でした。
何かの約束を果たすまでは、と使命がある旅路のよう。そして、子どもたちのために、とも。2幕の昆さんの歌にもつながってますね、子どもというのは。
浦井くんのソウル風味の歌い方に、おおーっと身を乗り出す(気持ちだけね) 帝劇でのきっちりした歌い方とはひと味もふた味も違う! 裏声ビブラートがあったり、色っぽい声だったり。やーん、やーん、すてきだわ。
たったの一歩
濱田さん。キューブの上に立ち、今にもここから飛び降りる!という歌でした。夫にここから飛ぶ、と訴えている歌。もちろん、本当に落ちる気はなくて、自分に振り向いて欲しいのです。
出だしから、このテンションはすごいな。声の馬力もすごくて、ふわふわファンタジー気分だったところから、これだったので、ちょっと引いた・・・ごめん。
濱田さんの、ちょっとはすっぱな感じと、歌がよく合ってます。
何も恐れない
昆さん。初めて聞きました。声が伸びやかでいいですねー。かわいい女の子という感じ。
水がこわい、暗闇が怖い、友達の例をあげていく。へんね♪
こわいものは、私にはない、立ち向かうから。何も恐れない。
愛してる、こわいだけ♪
誰かを愛すときの、恐れを歌っていました。初恋のときめき、なのかも。強気がかわいい。
河は流れない
メインVo.は米倉。の、後ろで茶化すように踊ってるのが浦井くん。セカンドVo.で歌に加わります。
衣装もかわいくて、やはりブルーなのですが、ジャケットからニットカーデっぽいものに。そんな浦井くんが、これまたキュートに米倉さんの後ろで踊る踊る。
なにこれ、かわいすぎる! ビンに詰めて持って帰りたい! キュン死だぁ! 腰を左右にきゅきゅっと動かしたりして、タマリマセンわ。可愛さに殺されるー
(「Music and Lyrics」のヒューのダンスを思い出したよ)
NONONO~♪
米倉利紀が歌手でデビューしたころ、も知ってるんですが、とくに下手ではない人です。ただ俳優としてみたときに、歌手の上手いと俳優の上手いは違うものだなぁというのが、ね。<うまいがどうした> うまいだけじゃ、人の心は動かないの。面白いことだけど。
カラオケの得点は米倉さんのほうが上かもしれないけど、浦井くんの歌声のほうが胸に響いたわ。たぶん、役じゃなくて、<米倉利紀>で歌うからじゃないかなと。
さらに女性たちも加わり、河は流れはしない~♪
手をひらひらさせたりして、もう、ほんとにどんだけですか! 演出の田尾下さん、浦井くんの魅力をたくさん見せてくれて、ほんとうにありがとうですーっ
これはCDに残してほしい、いや映像化してほしいなぁぁ NHKあたりが放送してくれたらいいのに・・・あたしの受信料はこのへんに使ってほしい。
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