2012/08/08

『アイーダ』8/3マチネ-2 アイーダよかったよ

この日の公演は、私には<福井ラダメスであった>ことがあまりに大きくて、他のことをうっかり忘れそうなので、メモしておきます。



アイーダ役の、朴慶弥さん。丸いお顔に、鍛えたボディ(うすっぺらくない!)、腹筋を感じるしっかりとした声、うんうん、この役にぴったりです。



とても良かったな。濱田さんのように、うねってくるソウルフルなタイプではありませんが、手抜きのないきちんとしたお歌。感情に流されっぱなしにならず、理性でコントロールされている雰囲気でした。
なので、この役になれてくれば、朴さんなりの気持ちがぐっと乗ってくるでしょうね。そうなれば、さらに素晴らしい表現をしてくれると思いました。



けっこう女性らしい身のこなしも、観ていていいなぁと思った点。所作のきれいな方というのでしょうか。



有賀メレブ
反対に、板につきまくっているのが、有賀メレブであった。しかし、毎回有賀さんなのですが、観るごとに上手くなっているのが、スゴイなぁと思う。



毎回、ゾーザーにやられちゃってるのかと思うと、かわいそうな子だわ・・・へなちょこすぎる!
もう少し、メレブも立ち回りできる演出にならないものかしらねぇ



光川愛アムネリス
前回も、光川さんだったかな。細いので、心配になりますが、おしゃれ好きな何もしらない王女のフリをして、孤独と愛の間で揺れる乙女心がいい。



アイーダがパワー系で歌うとき、アムネリスがきれい系で歌うのって、対比が際立ちます。この役をパワフルに歌うと、アムネリス王女としての気高さがうまく出てこないんだろうな。



可愛らしさと無邪気さがあって、でも憎めないなぁ って客席の女性に思ってもらえるのは大事ですね。



■と、書きながらも、脳裏には福井さんの姿。



神様、合わせてくれてありがとうございますっ 好きとか、キライとかそんな恋愛モノは全く興味ないけど、アイーダは好きなんだよなぁぁ



女性たちが、凛々しいからかな、と。ラダメスも、誠実で。



星のさだめか~♪ はう、切なくてすてきじゃった・・・



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