だって祐一郎が素敵すぎたから! え・・?
あいや、歌う前の状態で・・・きゅーっとなってました。祐一郎がいるという、ただそれだけなのに、興奮のあまり体調を著しく損なう私。弱い・・・あなたには弱いんだよ。そろそろ何かの病名がつきそうな気がしてきた。あれか、タバコのパッケージみたいな注意が必要かも。中毒症状だなぁ
下手側の通路を音もなく(浮いてるのか?って思うくらい、静かにやって来る)、衣擦れの音だけをさせながら、しかし見上げる大きな方がすぐそばに! 思わず、においを探すわたし・・・通路席ではないため、かほりまでは分からなかったなぁ~
いつもいつも驚くこと。帝劇の地下でわーっと囲まれて優しい笑顔で通り過ぎていく方と同じには思えないよ。すごいわ。
演技してるとか、そういう風にさえ見えない。あ、伯爵様=祐一郎様がいらっしゃるわ、というか。
激しい熱演派とも違うのに、舞台の幕があがると、もう、コウモリ号がお似合いだし、マントがコスプレにも見えないし、コスチュームドラマにも見えないという、そんな方。
月明かりなのか、妖光なのか・・・うっすら紫なライトに照らされる伯爵様の後ろ姿。静かに歌いだし、目線は舞台奥へ。なかなかこっち(客席)向いてくれない、じらし上手め・・・
初演時(のCD)との違いを言えば、全体的にセクシー度がアップ、そしてまろやかに歌ってらっしゃいます。硬軟混ぜ、声の大小のコントラストも際立たせ誘惑してきます。危ないです。
はー、思い出してもドキドキしてきた。
それと、西野さんの指揮も祐一郎の呼吸をうまく捉えていて、盛り上がりのツボを押しまくりなの。※でも、祐一郎、自分でオケのタイミング動かしてるよね、手で指揮してるのが可愛いんだ。
タメがどどーんとあって、キターッって思う濃さが出てきて、ヨロシーイ!by教授。
お前はいまや恋に覚め目た・・・↑学校のノートみたいに書き出してみた。
むなしさだけ、道連れに なぐさめも、愛もない
私は祈り 堕落をもたらす 救いを与え破滅へ導く
永遠の命をさぁ与えよう 私の影に包まれて 生きるため死ぬのだ
喜べ 我らの世界は近い お前はもう逆らえない
この私の 思うまま・・・だぁ
例えばの赤い字は、祐一郎得意のピッチの揺らぎで酔わせる作戦のとこだ。重要。あぁ・・・文字だと伝わらないけど、一度聴いた方はすぐに分かるでしょう。
どうしてこんな溶ける声が出るのかなー。どうして? あはん。
青のとこ、転調しますね。オケの音が数段に分けてぐぐっと大きな音になり、伯爵様が客席に相対してくださいます。
じらされてる分、キャー!!ですよ、広げた両手の中に吸い込まれたい・・・ってか、突撃したい。思うがまま、私、転がされちゃってます。
まさに、祐惑よねぇ
歌い終わったと思ったら、サラに向かって手を掲げてひらひらひら~ あ、魔法か? 私も見つめられただけで催眠にかかりそうだけど、きっと魔法使ったね、あれ。
これまでは、最後は奈落へするするーっと消えていく演出だったのが、今回は上手側通路を通ってはける演出に。
伯爵様ならばするっと消えたほうが、あやかしっぽくて良いんじゃないかと思いますが、これは上手側のお客様へのサービスでしょう。ええ、そうでしょう。
だって、下手通路寄りのお席の争奪戦だもんー。
暗がりで、階段を下りることが多いので心配になるわ。衣装の裾を踏むこともなくドスンと人間らしく音を立てず、またまたするっと舞台から通路へ下りました。
数歩歩いて、何かを考えている表情をして立ち止まり(下を向いているから、あのお席の方はウルトララッキー★です! 今年最高の幸運!)
そして速度をあげて立ち去っていかれました。・・・徒歩っていうのが、なかなか人間っぽくなってしまいましたが、上手側のみなさまも良かったねってことで。
で、次に
明るいよね雪の日差し♪ と明るい舞台になるのが、巧いんだなぁ、もう。伯爵様のダークナイトとの落差があって、それぞれ際立ちます。
元気に歌ってくれるものの、わりと教授が殴ったのは誰だ!っていうあたりまで、幽玄の世界から戻ってこれず、けっこうぼうっとしてるかも。
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