2011/12/11

『ニューヨークに行きたい!』11/13マチネ-2 女は強い

ダンスもきらきらもあって、楽しいお話ですが、すぐにでもまた見たいかと言われれば、まぁそうでもないという感じでした。
→希望としては、ハコを小さくしてほしいな。そのほかは、ちょっと内容詰め込みすぎてて(ゲイカップルの素敵物語のとこ)、もったいない感じがするので、そこんとこどうにか。



ゲイカップルは諦めて、高齢カップルのひと悶着を増やすとかどうですか。



※個人的には、ゲイカップルのシーンが何より素敵だったので外したくないけれど、お話が散漫な感じになったのが残念ポイントでした。



ゲイカップルの素敵ミュージカルなら、他にもあるわけですし。ラ・カージュ!



女が強い。
ドイツの女性は気が強そうだな・・・としみじみ。で、ミュージカルにするから誇張してるとしても、ヴァルトベルグ母娘の気合入った性格がすごいです。



ヒロインは120%を目指して生きてるようなテンションの高い人なので、息抜きしなさいよってずーっと思ってみてました。つ、疲れるよ、この人。



■高齢者ミュージカル
浅丘ルリ子さま、村井国夫さん、お二人の老人演技も良かったです。ルリ子さまは歌うと声量に心配が募ったけれど、ぱーっと華やかで美しかったです。村井国夫は、フケ演技ですが、ヘナチョコなとこが可愛らしい役柄でした。



■ラストは意外に強引にハッピーエンド


ヘリが迎えにって、どんだけ・・・な展開です。


しかも、「行くの止めたの!」って。どうやって船に帰ってきたんですかね。実はヘリに乗ってなかった設定でしょうか。そのへん、分からず。


赤い勝負ドレスでジャジャンと登場したのは、素敵っていうより、なぜ行かなかったのならさっさと出てこないのか・・・狙いすぎじゃないか、と、わーっと拍手したい半分、もやっと半分。


仕事か愛かみたいな選択肢になってしまってたのが、少々残念でした。この先の描かれない展開としては、きっとリサは両方取れるかな?って期待を抱かせてはくれたのが良かったです。


一緒に暮らしましょうって言った途端に、それはやめましょっていうのが素敵だったな。老人の経済的精神的自立って大事よ・・・ 自分に当てはめれば、出来れば自由に暮らしたいものね。いいと思うわ。


恋愛モノだったかどうかが怪しく思える、老人問題ミュージカルでもあり、働く女性のお悩みモノでもあり。
家族のわだかまりが解消され、なおかつカップル誕生のラストで、強引にハッピーエンドだな!と思わせてくれました。



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