■Introduction~ダンスオブヴァンパイアより 井上・浦井・山崎
あれだけ爆笑コントしてて、音が鳴ったとたんに引き締まる3人。ってか、浦井くんの切り替えが凄過ぎる・・・私、自分が切り替え下手なので尊敬だわ。
この曲、すーっごくカッコイイアレンジでした。ズ・ズン・ドン!ズ・ズン・ドン!って重いドラムの音が入って、え? 何の曲だろうって思ったら
「さぁ招待しよう いま招待しよう 真っ赤に流れる血がほしい モラルもルールも真っ平!」
きゃーーっ 久々にこれ聴いた。踊っていいのかしらん?とかお尻ムズムズしちゃったよ。
育くん、健ちゃん(なんかもう、浦井くんっていうより、このライブは健ちゃんって言いたくなることが多いっす)が両サイドで。あー、アルフレート可愛かったよなぁとか、思い出し劇場の幕が上がりそうになったあたりで。
曲が変わりました。
■世界の王 (ロミオ&ジュリエット)浦井&山崎
けんちゅわーん! 王になるのは?おれたちだー! と勢い良く叫ぶ育くん。う、かわいい。
ロミジュリ未見なのですが、いい曲でした。観にいきたかったなぁ これは・・・育くんは、この歌は歌ってるんですよね。浦井くんは歌ったのかな。ああ、見ておきたかったぁぁ(後悔。)
若者たちが、活き活きと俺たちが世界の王になる!と歌い上げる気持ちのいい曲でっす。二人とも楽しそう。
Gleamの音源だけ聴いたときも、この二人の声質が似てて区別付けられないところがあったのだけど、こうやってライブで聴いてても、歌い方によってはやっぱり声質が近い・・・ ただ、歌ってるのを見てると、全然違うと思えるのにね。
■夢やぶれて (レ・ミゼラブル)井上&山崎
英語歌詞でした。
すーっと登場した芳雄くん。さっきまでのやんちゃ王はどこへ・・・?? あっという間に、会場はファンテーヌの独白に包まれるのでした。
ここまで元気のいい歌唱だったところに、キター!ですね。ああ、これだ、これだっていう。しかし、女性の歌を男声二重唱で聴くのは、なかなか面白い感触だ。
あ、歌詞は男側に変えていて、He、がSheになってました。となると、わりに女々しい感じを受けるのに、二人の声がちっとも女々しくなく、たぶん意図的に感情的にならないように歌ってましたね。
メロディとデュエット時の音の重なりの美しさとかが重視されていたように思いました。メインは芳雄くんで、セカンドにまわった育くんのほうが感情部分担当なのかもね。けっこうドラマティックな雰囲気を出してた。
はー、プリンス! 井上芳雄くんは、プリンス・オブ・プリンスですわん。
■サラへ (ダンス・オブ・ヴァンパイア)浦井&山崎
うきゃーーーー!! アルフレート!
聴きながらも、脳の奥ではTdV収録の初演時の浦井くんの声が重なりませんでしたか?
私は、重なって聴こえてきて。そして、この歳月で浦井くんの声がとっても深まったことに、またもじーんとしちゃうのだった。ブラボーブラボーブラボーーー!!
このアルフレートなら、付き合ってもいい。てへ。
同時に、げっ歯類か何か?というあのウシャシャーっていう笑顔と走り回る姿も、瞬時に脳内再生です。
さーらー♪の二人の声が素敵でした。それにしても育くんは、本当にブレないですね・・・すごいわ。
最後のダンス (エリザベート)井上
ああ、プリンス・・・ 堂々たる歌。冷たく人間をもてあそぶトート閣下でした。冷酷そうなのに、熱きものがたぎる!
そうねぇ ウィッグは何色がいいかしら・・・ 私の目には、帝劇でマントつけてシシィを翻弄する芳雄閣下のお姿が見えましたよー。かっこよし。
影コーラスは浦井&山崎で。育くんの声が特に色っぽい。
最後に勝つのは 俺さぁぁーーー!! ひーーー、キマリマシタ。
(正直、これ聴いたとき<祐一郎あやうし>と思った。今まで数人の東宝版トート閣下がいたわけですが、私にとって祐一郎と歌でぶつかる俳優はいませんでした。が、これはあやうしと思ったですよ。わぁぁぁ言っちゃった。もちろん、祐一郎さんは唯一無二だけど、匹敵すると素直に思えたの)
このあたりで、私、魂もってかれつつあった。放心。三人とも、若手と思っていたけれど、いつのまにこんなに実力をつけていたのか・・・俺の目と耳はなにをしておったか。うぉー、すっげー。
■闇が広がる (エリザベート)井上・浦井・山崎
最後のダンスで持ってかれた。その上、間髪いれずの闇広のメロディでダメ押し。うっひゃひゃああ
MCで育くんが、スペシャルだと言っていたとこですね。トートには青系の照明かなぁ(うろ覚えだ)、ルドルフは、ジャケットを脱いで赤系の照明(だったような・・・あいまい)で表現、3人目のお前は誰だ、の時は後方で苦悩の表情だったりしてました。
3人でぐるぐると役柄をまわしていたのですが、浦井くんのルドルフなりきり度がマーヴェラス! 役者ってすごいわねと思う瞬間だった。帝劇にいるかのような気分よー。あ、浦井ルドがハートを抜かれてしまう!
浦井トートに育ルドの組み合わせ。おお、これはこれで見てみたいと思いましたね。天使の顔した死神、キュートなのに冷血トート。案外、オスっぽい浦井トート。見たい。
育くんって、苦しんでたりする役にもフィットしますねぇ しかし、弱々しいっていうんじゃなくてもがき苦しむルドルフという印象でした。
ラストは。浦井ルドと、さらに冷酷さを深めたような芳雄トートの組み合わせ。きゃあああ すてき。
浦井ルドの後ろにたち、右肩をがしっと掴みましたーっ やったー。東宝の演出と同じ、同じ、同じ!(しつこい) 素敵すぎました。美しいカップル・・・え、ちがう?
どSが似合う芳雄トートに再会できますように。
■影を逃れて (モーツァルト!)井上・浦井・山崎
育くん&芳雄くんの役だけあって、完璧。二人とも、上演時のヴォルフよりも美しい歌唱メインで。Wヴォルフのデュエットが美しすぎました。せつなさ倍増、心震える・・・
盛り上がってるあたりで、たしか浦井くんコーラス的に参加してたような。ちょっとあいまいだけど。
迫力あった・・・ M!はいい音楽だなぁぁ (猊下お元気ですかー)
★ミュージカルソングパートを聴いて★
やっぱり、やっぱり。ミューソングいいよね! と、浦井くんなどは役がカラダにしみこんでいるときの歌いっぷり、入り込みっぷりが格段に違って面白かった。
同時に、芳雄くんは自分の役であってもちょっと距離を置いて、StarSライブ用の歌い方にしてて、さらに拍手喝采。
育くんの安定感にもいつも驚く。こうなると、なにかここまでの山崎育三郎を打ち破るような役にめぐり合うといいのに、と贅沢な希望までわいてきます。
すでに、芳雄くんが素晴らしく高みにいて(でも二人との相性もいいのです)すごいすごい、と口をぱっかーんの私だったと思います。
放心しすぎて、もはや虚脱感・・・・
良かった。スタンディングじゃなくって。とてももたなかったわ。
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