2012/10/19

『エリザベート』9/23-4 禅さーーーん

禅フランツ、私にとっては今シーズンのフランツは禅さんのみ。もう1人の皇帝フランツ(岡田浩暉)は未見でした。



そんな禅さんの情熱のほとばしりというか、熱き俳優魂がすごすぎて、わたし、ちょっとオロオロでした。は、はげしさが・・・振り切れてる! 



マチネの瀬奈シシィは少々お疲れ気味、祐一郎は幽玄の世界に到達、まさに黄泉の帝王であったので、真っ赤な血潮が流れまくってる禅さんを、どう捉えておけばいいのか、付いていくのが大変でした。



※しかしソワレでは、春野シシィとマテトートがたぎりまくっていて、禅さんはちっとも浮いてなかったんだった。



■役者魂がこってりと噴出しているのは、エーヤン!のとこも濃かったっけ。



暗殺者が!ってことで退場しようとしたら、シシィがローブをばさっと脱いでハンガリーの国旗カラーのドレスで市民を見方につけた。
この一瞬でこれだけの人を見方につけた妻を、単純にすごいと感じる一方で、やはり国王として決断の日々を送る自分へ、愛情が寄せられてないことに気落ちしているご様子です。









禅フランツの『夜のボート』
いつもいつも、この場面は睡魔との闘いの場だった私・・・人でなしでゴメンナサイ。



でも一段と暗くなるし、曲調は静かだし、祐一郎さんしばらく出てきてないところだから・・・眠気に襲われちゃうんですよー。ごめん。



そんな私に、『夜のボート』のステキさを伝えてくれたのが、前回あたりからの禅フランツ皇帝陛下でした。
老け演技も、何か詐欺師にでもなれそうなくらいの自然体までレベルアップしてるところへ、シシィへ愛情を向ける皇帝の心に胸を打たれます。



どこがと上手くいえないけど、演出面でも皇帝夫妻の心のつながりを出すようになってますよね、それもあって、このシーンでは寝なくなった。えっへん。





ナイフだ!
(果物をきろうとすると、ついルキーニみたいにペロリンしてみたくなるなぁ)




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