禅フランツのシシィへの愛と嫉妬の眼差しを、しかと拝見いたしましたー! 箇条書きでメモです・・・
こってりとした風味の演技、目ヂカラもすさまじいものが。
この回の祐一郎閣下が精霊並みの人間じゃない風が強く、かつ、瀬奈シシィまでもがしおらしかったお陰で、禅フランツの熱演が若干空中浮遊していたような・・・(なので、ソワレのマテ閣下とのほうが良くマッチしてましたね)
・青年時代 相変わらずの若々しさ、ばら色の頬、うるうるの唇。
・シシィに一目ぼれ場面では、前よりもはっきりと目で追っているのと、ラブラブっぷりがアップ。
「好きよ」だけではどうにもならない宮廷生活が待っているというのに、二人はラブラブなのだった。
フランツの皇帝の責任が非常に重く青年皇帝にのしかかっているのは、良く分かった。
・エーヤン
シシィを見る目。ええ!という。皇帝である自分を見ず、シシィに視線が注がれます。吸引力、人気にとまどいつつも、危機を脱した安堵感もあり。
・階段上の妻を見上げる。
片方の袖に腕を通さないオシャレさん。陛下と共に歩んで、といわれて嬉しい一瞬後、私のもの~と但し書きにびっくりフランツ。の時のおののき方が派手でした。
ええっ!とデカイ字が禅フランツの頭の上あたりに浮かんでる気がした。ドッヒャーって感じの驚き方で、そんな禅さんに私もドキドキ。昭和風味なのか?
・勝ったのね。
ここでのフランツは、もはや嫉妬?市民に手を振ってはいるが、彼らは自分ではなくシシィにばかり注目していることに、思いのほか嫉妬しているようだ。
美しい妻をうまく利用しなよって思うけれど、嫉妬してしまうあたりが偉大な皇帝になりたい、という真面目なフランツの願望の表れなんだろう。
自分を納得させるように、ウンウン頷きながら馬車からお手振りなのであった。夫婦の亀裂が、こんなところでも広がったのか・・・
・ナイフだ!
悪夢の壊れっぷりが最高な禅フランツ。気の毒な場面なのに期待大だ。
舞台中央高いところでは、トート閣下が嬉しそうに世界を指揮しておられ、ノリノリ指揮に合わせて私の体も動きそう。フランツには最悪の事態♪
親戚が次々に不慮の死をとげ、ここにいるべき妻の姿がない!
死の帝王だけがシシィを自由にできるのだ、と高らかに宣言され、慌てる陛下。
必死に止めようとする姿が、本当にシシィを愛していたのね・・・と胸に迫る。が、トートダンサーの手によって閣下のところまではたどり着けない。ああ、シシィの運命やいかに!
誰でも良かった、という言葉が今のほうが恐ろしく聞こえる気がしました。
王家の人間ならだれでも、ということだけど、善悪はともかく懸命に生きたひとを誰でも良かった、という理由で命を奪うのは、本当にひどい。
ふううう、禅フランツが私の好きなラインよりも非常にコテコテこってりになっていて、けっこうタジタジでした。今回のフランツは主張するフランツなのでしょうか。
私、祐一郎を軸に観劇ツアーを組むため、禅さんが悪い男だったりするのを見たことがありません。ああ、見たい。すごく怖そうです(ジャベはかわいそうな男だと思う)
冷酷無比な禅さんにいたぶられたい・・・
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