10/21@シアタークリエ
彩吹真央/金志賀/知念里奈/新妻聖子/井上芳雄
1,Le Bien Qui Fait Mal
オープニングのクールな演出と、5人のこれまたクールな歌声に、いきなりもっていかれたぁぁ!
スター★が集まったショウって、遊びあり、だよねなんて侮っていた私をお許しください。バカでした。皆さん、やっぱりスゴかった、スゴすぎて足元に平伏しますってくらい、スゴかった。
あの小さなクリエの劇場には、どう見てもはみ出てる実力の面々が、あの小さなクリエで真剣に遊び、ステキな時間を作ってくれました。いや、ステキなんてものじゃなかったな、言葉そのまま、痺れた。
※感極まって、背筋がぞわぞわーっと、何度もしてましたー。ほぇぇ
開演。暗くなったステージに、紫色のライトがすっと流れ、ひと呼吸あとに、印象的な音が鳴り響きました。おお、ロック!ベースとエレキギターの啼き声が・・・
シルエットが並び、5名がいきなりテンション高いこの曲をぶっ放す。退廃的なアレンジに、あやしげな照明。カッコ良すぎですけどーっ
芳雄くんの第一声が(私は『三銃士』以来、1年ぶりの芳雄くんでした)大人の色気があって、ぐいっと引き込まれた。生きろ、ドラマティック、だっけ? セリフもいい声で。
命は灰になるまで燃やせばいいじゃない・・・? 歌詞も退廃的なのねー。
芳雄くんが基本リードして、女性たちが強く太い重唱でサポート。
あー、芳雄くんの声って地声が低いけど歌うと女声とぶつからないで混じり合うのねー。混じりあうけど、ちゃんと彼の声は聞こえてきて、いいなぁぁ
振り付けも激しく凝ったものではなくて、シルエットが美しくてすっきりしてていい。
2、Penser L'impossible
芳雄&聖子、表情はクールなまま。二人とも騎士のような衣装で、剣を腰から下げてステキー。聖子ちゃんの黒髪がまだクールビューティなの。
正面を向いて互いを見ないまま、非常にセツナイ男女の歌詞だったな・・・ 最後に剣を重ねあうのも、道ならぬ恋?それとも、許されざる恋?
聖子ちゃんの張り詰めた声が、またいいんだよねぇぇ 胸がぎゅーっとなるような、極まった感が。
馬を駆っているような振りつけが面白かった。
私がぼんやりしてた間に、芳雄王子はプリンスからキングになりつつある・・・
はぁ、騎士風の衣装とか似合いすぎて何も言うことないし。王子の国で生まれた、王子よのう。
王子の低音部分もきれいに聞こえてました。いいわーっ
■この2曲があまりにカッコ良くて、幕間にプログラムを購入して見たら『ロックオペラ モーツァルト』からのものと・・・
ええっ、それなら観にいきたい!山本耕史&中川晃教、これ観にいきたいーっ というくらい、引きの強い曲で始まりました。
盛り上がる曲だよね。
3,Cinema Italiano
うって変わって、明るい曲を知念さんメインで。えーと、リズムに乗り遅れ気味だったかも?(歌詞が詰まってる曲なんだね、テンポも映画より速かった気がします)
後半のドッカーンと開放された歌声と比べると、助走中っていう声でした。ありり。知念さん、低めの声のほうがきれいに響くのか・・・と、これまた発見でした。
カワイイのですが、私が(やん、可愛い!)と思ったのが、知念さんのおみあしが意外とサリーちゃん的なことです。自分がそうなので、こんなカワイイ人でも・・・と思い、ますますカワイイ!とくいついて見てしまった・・・ごめんよ。
怒涛のハイテンション曲を3曲続けて、客席は暖まるどころかボウボウと燃えておりますよー! 私の鼻息もブンガー!って感じで、超笑顔だったと思います。だって、たった3曲だけど泣きそうなくらい震えてきます。
これ、映像化しないのかなぁ NHK-BSなどでどうか。曲が若干、ミュージカルメインだけど歌声の素晴らしさで行ける、行けるよね。構成もいいし。
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