2012/01/16

『TDV』-12 牙装着、きゅっ

宇宙空間に飛び出した感のある私の意識・・・祐一郎のロングトーンによって飛ばされますが、必死に舞台に意識を向けてます。惚けて見逃すわけには行きません。

するっとサラを前に出して後ろにターンしつつ、客席に背を向け、牙のスタンバイの祐一郎。いやー、牙をはめて、きゅっと、きゅきゅっと、燕尾服の上着のすそを直す仕草がたまらんわ。ヨシヨシ、と。
決めちゃってくださいねー!

じゃーん、正面に向き直って、サラの背後からガバっと。ガバッと抱きしめつつの、首筋に噛み付きつつ。もう、もうっ
後ろからに弱いのよ・・・ 

はぁ、それにしても何年もこの状況をヨダレを垂らさんばかりに妄想していたところ、今回は帝劇ロビーに伯爵さまがサラに噛み付いてる顔ハメのパネルが! 
東宝さん、いい仕事したよ・・・ 乙女たちの妄想が、ついに現実化。この調子でもっといろんな欲望を具現化してくださいね~

息子に目配せして、手を顔の前でひらひらしてるの、楽しそう。1幕で幽玄の世界の住人みたいにするする通路を進んで来た方と、ほんとに同じ方なの? 若返ったというか、むしろ、若い!です。

ギャハハーとでも言いかねないほど楽しそうに、かがげられてるサラの背後へ再び隠れ・・・牙、収納。律儀に収納。カワイイ・・・
で、やっぱり上着をきゅっと直す! もーっ カワイイ・・・

憑き物が落ちたのかなって穏やかな表情にもどって、やさしい顔でサラを見つめる伯爵さま。さっきまでの獣っぽさは消えて、素敵なおじ様になったよー。普段は素敵紳士で、たまに野獣・・・いいわぁ

求めた世界が始まる 理性はなくなる 広がる闇 すべてをのみこむ

また声でも絡め捕られちゃいますね。後ろから噛み付いた野獣の出す声とは思えない美声よ。こんな美しい声で<理性はなくなる・・・♪>って言われてご覧よぅ、一も二もなく、理性なんかないね。はー。

見たこともない世界 お前を呼んでる いま始まる 永遠の命

いろいろ変なことあっても、この声を目の前で聴けるんだったら、取引しますね。クコールいいよねー、名前呼んでもらえてさ。いいなぁいいなぁ

永遠のいのち~ いのち、のとこキレイなハーモニーでしたよー。ゆるやかに包み込むオケの音と交じり合って、完成!

サラに永遠の命を与え、大変満足気な表情の伯爵さま。サラと華麗に踊ります。祐一郎ファンの同士のみなさま、祐一郎のダンスも回を重ねるごとに磨かれていますね・・・・ 努力のお方。
ターンするときの、腰と背中側のかわし方が洗練されていってますっ

足も長い。長いおみ足です。色気の発露の方向が、意外と健康的な伯爵さま、好きです。(トート閣下って考えすぎのキライがあると思うのよ)

・・・あの、舞踏会のダンス、サラをちょこっと踊って会場を去る(教授とアルフがサラを連れ出すには必要なことなんだけどさ)のが、血いただいちゃったら、興味薄れたわって感じで面白いなぁと思います。さっぱり派だったのか、伯爵さまは。

たっぷりてんこ盛りの祐一郎伯爵さまの素敵声、素敵表情、素敵ダンス、あともっといろいろな素敵な祐一郎・・・

を浴びて、寿命が延びたのか、縮んだのか・・・ とにかく幸せ絶頂ー。

0 件のコメント:

コメントを投稿