2012/01/15

『TDV』-11 そのポーズで、フィギュア製作希望

ショウタイムだ!


・・・このダメ押し的なラストの更なるサービス満点具合が、TDV通いを誘発していると思うわ。フィナーレの楽しさも素晴らしいし。


教授がこの台詞を言うあとに劇場に響き渡る音楽の素敵さといったら、音楽だけでノッてしまうこと請け合い。
ド、ドドドドドッド 水戸黄門のメロディ・・・を思い出させるあのドラムのビートがたまらない。なんか、日本人の魂を揺さぶる・・・


ズドドドドド・・・・♪


とか思ってたところに、電飾ぴかぴかのステージ(じゃなくて、舞台奥からずいっとでてくるお城の階段)に縁取られて、キメキメのポーズで颯爽と立っている伯爵さまがご登場! ってか、ここまで至ると、伯爵さまっていうか、祐一郎が!という気分でしかないのですけれども。


祐一郎が、あたしを殺す気かーって笑顔を見せるラストシーン。はぁ・・・思い出すだけで、手が震える心地です。


じゃーん! 西野さん(指揮者)のタクトもますます激しさを増してたわね。

燕尾服ってこうやって着こなすのね、とか思うわ・・・ セクスィー! 

片足を階段にちょいっと乗せて、片手もさっと高いとこに上げて、俺様に注目だぜいって得意顔しながら、ずいずいっと舞台前に移動してくる階段上の祐一郎。これ、カレンダーにしてほしい!とか、ポスターにして部屋に貼りたい!とか、とにかく我がそばにおいておきたい素敵ポーズ。

さぁ諸君良い知らせだ! とびきりの収穫を得たぞ
痩せこけた 農夫でなく 麗しいいけにえだ
楽しもう舞踏会だぁっ


みなさま、当然「だぁ!」を幾度となく脳内再生、いや、実際に発声して再生してお楽しみと思います。私ももちろん。だぁ!だぁ!です。
急に下品な感じの、だぁ! 欲望に駆られて、だぁ!
でもねぇ、それはお上品ななかでの下品だわ。祐一郎の品が素敵な下品さをかもし出しているの。これ、矛盾してるけど、下品な上品なのよ・・・可愛い下品っていうか。襲って~っ と駆け寄りたいくらいの上品な下品さなのだわ
仕草もよくて、血だ!っていう片手を顔の前でひらひらさせるジェスチャーで、飢えてる感を演出。

・・・とりあえずこんなに語って、私ったらまるっきりお馬鹿さんなんだけど、1時間くらい「だぁ!」の素敵さについてだけ語ってていいくらいよ。ふふふ。

伯爵さま、お城のヴァンパイアさんたちに呼びかけますー。

血に飢えてる焼け付く思いで それで満足か?
>満足なはずはない

この地上に仲間を増やす それならば満足か?
>満足は程遠い
われらは繋がれている 欲望という牢獄 募る虚しさだけ抱いて!


えーと、このお仲間に呼びかけてる時の楽しそうなご様子はキュートすぎ。声の調子もイケイケ、かつ期待が高まった感じで、色っぽい。キャーッと叫びたい衝動を抑えながらはじける笑顔で見てる・・・私。
祐一郎伯爵さまは体でリズムを取って揺れながら
私のお友達は、やらしい腰つき、と評してここにノックアウトされてたっけ・・・ 私は・・・動きじゃなくて全身素敵すぎてノックアウトだけど、近いかも)
仲間に視線をぐるっとまわして問いかけます。

声もきれいに歌おう系じゃなくて、張りがあって高揚した感じで勢いがまた素晴らしく出てますよね。

いよいよ、あの子の血を吸っちゃうのね! その前に、あたしー、あたしのとこに来てほしい・・・ いつでも提供可。

間髪いれずに入ってくる金管楽器(トランペットかなぁ知識がなくてごめんなさい)の盛り上げも文句なしの展開へ↓

だが今回は期待できる 娘が一人 着飾って 待ちわびている
今宵 今こそ はじめよう 娘の願い 叶えよう 
この私と 踊りたいのだろう


圭吾さんのマントバッサーン!を踏襲するのかなって思って見てました。新・ばか息子の馬場くんも華麗にサラをエスコートでした。いい子ねー。

この私と踊りたいのだろう、って。そうですよー! みんな踊りたいんですよー!
こんな偉そうな発言、普段の生活で聞いたらケッて言って、うわぁって思うに違いないのに・・・ なぜ祐一郎だと相好崩しちゃうんだろ。ああ。

そして諸君! さぁ今こそ 喜べ このお城には 諸君のために
あと二人の獲物が待ってる


のだーーーーーーーーーー(どんだけロングトーーーン! あたし失神!といいつつ、見てますがな)

最後は大サービスの超・ロングトーンで客席にお声を響かせてくださいます。
かぶるオケの奏でる音も、じゃんじゃん音を出して盛り上がってますっ

まさに。伯爵さま=祐一郎は、この瞬間の劇場の支配者なのだーっ
バタン。もう、倒れます。

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