2011/07/24

風は冷涼、鳥の声 PMFコンサート

PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)という国際教育音楽祭、ただいま札幌市では開催中。



今日は芸術の森野外ステージで楽しんで来ました。曇り空のおかげで日焼けもしなかったし、風は少しひんやりするくらい。いい条件でした。



110724



ファビオ・ルイジ(指揮)
ペーター・シュミードル(クラリネット)
PMFファカルティ
PMFオーケストラ





モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 K. 622
ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』から「前奏曲」と「愛の死」
ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 作品73



ドイツ方面に行きたくなるような作曲者の並びでした。マエストロ・ルイジはこってりとした指揮ではなく、すっきりとした音を好むのかもしれません。PMFオケのみなさんは素直な演奏です。あ、マエストロは白シャツで登場でしたー! 



シュミードルさんのクラリネットは、落ち着きのなかに軽やかさがあって、安心して天上の音楽に身をゆだねられる幸せ。ほんと、モツァルトって不思議。神の子よ。



ワーグナーは、不安さと切なさが混在して、でも幻のように全て受けれてもらえたかのような喜びがよぎっていく、←というイメージで聴いてました。もとの物語は知らないのですが、世界の大きさに包まれていくような感じ・・・です。
当然、これ観たいなぁと思いました。そのうち借りてこよ。



ブラームス、いつもイマイチ私の気持ちを燃えさせないのはなぜでしょう。玄人好みなのでしょうか。第一楽章のいきいきとした感じが、今日のオケでは良かったなぁと思いました。
優等生っぽい気がするのはきっと私の偏見ねー。





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