2011/07/29

『セックス・アンド・ザ・シティ2』DVD

2010年 アメリカ



★★★★



結婚2年目、カウチに転がる夫と今までのようにキラキラした毎日を送りたい妻、キャリー。っていうのを聞いて、えー(キャリーそれはワガママよ)と思って、公開時には観にいかなかったのが、キラキラした映画が観たいなぁと思ってレンタルしてきた。
やっぱり、キラキラ★は大事だね・・・キャリーの言う通りだよう。



観てみると、キャリーのガッカリも同情するものだったし、ママトークするミランダとシャーロットは応援しまくりだし、いつも努力がすごいサマンサも元気で楽しい映画だった。容貌に関しては、ああ・・・キャリー、脂肪も大事だよっ 



前作の映画でもサマンサはものすごく体を張って、笑わせてくれて、キム・キャトラルがギャラなどの話をしても、これだけ頑張ってるんだから、言いたいこともあろうかと思うわ。

展開としては、NYが少ないね、と。
アブダビのゴージャス場面は、どんだけタイアップなのかしらと思うけれど、キラキラ★を画面で見たければ、中東だったというわけなのでしょうか。



旅先でハイになって、元彼のエイダンと恋人気分を味わって→キスして後悔、もうわかりきった展開ながら、男女にはありがちだし、ビックも結婚式ドタキャン男なので、おアイコかも。キャリーたちはこの先はうまくjuet two of us で仲良くしてくれそう。
相変わらず、キャリーはすぐ反省は出来るけど、その前では立ち止まれない・・・



衣装がいいとか判断しにくいけど、ファッションを楽しんでいるのはすてき。だけど、キャリーが頑張って整えた新居のインテリアが重かったのは何故だ。ごてごてしてて、いかにもな方向にしちゃった感じ。あ、それがキャリーの「結婚したらこんな感じ」イメージの押し付けの表現だったのかも。ビックがくつろげなさそうで気の毒になりました。



長年、女子たちの気持ちを取り込んできたSATC、年を重ねたり子どもを持つことで抱える問題に、いつも、そうそう!と思わず頷いてしまう。



ゴージャスな展開はわくわくするけど、何気ない4人の会話こそ楽しい世界。そのあたり、骨になるテーマを掘って欲しかったのは確かにある。
2は、エピソードの掘り下げ方が浅めだったとは思うけれど、それでもシリーズを観てきたものには、やはりそうそう!なテーマは楽しめるものでした。



冒頭の、スタンフォードとアンソニーの結婚式、『屋根の上のバイオリン弾き』Sanrise,Sunset♪ のコーラスに痺れてたら、ライザ・ミネリがSingle Ladies♪歌ったのも驚いたー。しかもアンソニーの涙まで!



もう次は映画はないなと思うけれど、もっと先でいいから、シニアの4人ってどんな感じか・・・気になります。





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