2009/03/17

映画『ラ・ボエーム』

LA BOHEME 2008年 114分



☆☆☆☆☆



オペラに疎い私ですら知っている、アンナ・ネトレプコ&ローランド・ビリャソンによる、プッチーニの「ラ・ボエーム」
ネトレプコの可愛らしい表情と、ビリャソンの自由自在に動く濃い眉毛と表情に、見ている気持ちはあっというまに連れ去られたのでした。



テンション200%のアモーレアモーレ!聴きどころがてんこ盛り、愛と友情の物語なので旋律は甘く。時に激しく。



何でこんなに「愛」をテーマに歌いまくることができるのか・・・イタリア人の「愛」への執着を深く思い知った次第です。愛するミミが弱っていくのを見ていられないんだぁ!って。分かるけど、弱きすぎるよロドルフォ。



見る順序が逆だけど『Rent』の元になってることが良くわかりました。そのせいか、ちょっと前の時代が舞台のこの作品も、現代劇と変わらない気持ちで見れましたね。
みんなでレストランに行くのも、男の気を引いて歩くムゼッタなど。



ネトレプコのアイメイクが病気メイクなのか、何なのか。ちょっと怖かったデス。
ミミがいよいよ息を引き取るところでモノクロとカラーが入れ替わるのですが、あら・・・カラーのままのほうが集中が切れなくて良かったなぁ。



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