こんばんは、レミのパワーにいまだ圧倒されたままの火曜日の夜。梅雨入りらしかったけど、雨に当らずにすんだ遠征でした。熱かったわぁ
6/4のマチネは・・・
別所バルジャン、今ジャベール、笹本エポニーヌ、新妻ファンテーヌ、中山コゼット、
山崎マリウス、三波テナ、森テナ妻、上原アンジョルラス
ガブローシュは(たぶん)一番元気な小宮明日翔くん。
■野獣、ワイルド、粗野・・・こんなんだったっけ、別所バルジャン。
↑囚人姿ももじゃもじゃで、ジャベールとのにらみ合いも、司教さまからの愛も、ファンテーヌの抱きしめ方(抱けなかったけど!)、ほかにも何だか全部ぜんぶ、ワイルドでした。
そんなワイルドバルジャン、ステキでした。
心はまっすぐだけど、特に教育を受けた人ではないはずのバルジャンが、一番いい時期を牢獄で過ごし、仮出所。どんな手を使ったのか、時を経て工場主&市長の身に。
身なりはきれいになったけれど、バルジャンの核は決して、いいご身分の出身じゃないんだよなぁ
祐一郎バルは市長姿が颯爽と失神するほどにキマってしまう(もちろん褒めています)わけですけれど、そうじゃないぜってことを如実に激しく表現してくれた別所バルでした。4人のバルジャンの個性が際立ってますね、目移りするわー。
■司教さまを通じて、神の愛、司教さまの愛を感じた別所バル。
手にしてた燭台をカバンに入れてあげようという司教さまの手を、取るなぁ!と言わんばかりに避けてます。何が正しいのか、全く見失っておりました。
それを、ぎゅっと押さえてカバンに入れてあげてたな、清原司教さま。
慟哭場面では、あまりの衝撃で音程まで見失ってる別所バル・・・たまにズレてますよね・・・ それもまた味わいな気がしました。
(じつは、わが道をいく歌いっぷりに、ちょっと鹿賀さんを思い出して見ていたのですが。翌日、鹿賀ジャベを見てみると、まだまだ別所さんは足元にも及ばす!と認識を改めました。鹿賀さんすごかった)
■24653!
おお! まさに叫ぶがごとくの裁判所でのふるまい。バルジャンと間違われてた男を、力づくでぐいっと下手にぶん投げて(投げた感じだったの!)猛獣に変身した市長さまに、裁判官たちが慌てふためいて、大変な騒ぎでした。今ジャベも圧倒されていたわ。私もびっくりでした。
■不器用ですから・・・
号泣必須の新妻ファンテの最期。抱いていて眠るまで、とお願いされたけれど、野獣系バルジャンは女子とのお付き合いは、きっと最も不器用な分野。
ど、どうしよう?と迷ってるうちに、お亡くなりになってしまいました。魂が失せて、ファンテーヌの体が倒れてきたので、抱きとめた、といった具合です。
何て不器用な男なのかー。たまらんのう。
だけど、ファンテを寝かせて、魂が鎮まるようお祈りしてる姿が、別所バルのハートはまっすぐであることを伝えてくれますね。バルの気持ちは、コゼットを守るぞ!だけです。
ジャベとの対決では、まさに野獣力炸裂。つづく。
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