2幕でも、さらに躍動的な祐一郎トートでございました。「エーヤン」から「私が踊ると時♪」そして「ママ、何処なの?」までの閣下のお出ましは、見所がたくさん。
もう誰っにもー、歯車っをー 止めらーれや しないさぁ~!
わくわく楽しそうに歌う閣下でした。エーヤンエーヤンと賞賛されるエリザベート様に対して、余裕のまなざし、そして後は・・・トラブルを予感させる微笑。おお怖い。
足取り軽くさくっとやってきて、タタタンと御者台へあがるコスプレイヤー・トート閣下。あたしやったわ!のシシィを流し目がち&微笑つきで見つめる。
じいいっと見つめる。
いいなぁいいなぁ! 私も見つめられたいよう。
以前は、高慢きちなシシィと思ってましたけど、朝海シシィは可愛げがありますね。自分の居所、自分の役割を見つけて素直に嬉しがっている感じです。そのせいか、閣下の眼差しも、これまた素直に可愛いやつ、と思ってそうな笑顔に見えてきます。
それにしても、どうして上着脱ぐのかしらね・・・ 何のサービスだ。
いやいやサービスじゃない、分かってますよー。非日常風の閣下の衣装が見えたほうが、初見の方にも「御者に化けてやってきたトート閣下」であることが見て分かるからですよね・・・サービスならもっと脱ぐな。うん。
俺だけが 自由を与えられる
という閣下の言葉にも、それは違う、自分で掴める!と信じている様子のシシィ。やっぱり可愛いです。朝海さんの表現もあるし、祐一郎の応じ方がソフト路線になったせいもあるかと思います。
微妙な違いなのかもしれないですが、以前の対決路線が、ある意味・・・仲良く、旧友同士の言い合いのようにも見えるのが、面白いと思います。
さらに言えば、娘を奪った決して許さない、と叫んだ「死」を、少し受け入れているようにも受け取れて、ほんと面白い。余裕できたよね、シシィ。
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