2015/12/07

『TDV』5 マグダの欲望

【ヴシャ ヴシャ】
狼たちはヤケに獰猛だ~♪ ロシア帽のいい声メンバー、今季はちょっと可愛い感じがする。

教授、ここでもカッコよさが光りました。決然とした態度、正直に話す勇気を求めてます。
レベッカを「まだ魂は救うことができる」慰める姿には、優しさ成分が増えてるー。こんなに素敵教授なのに、どこか残念な人なところも残すって、思えばすごい大変な役だな。

松澤さん演じる抜けてる村人、何か言いたげなのに絶妙なタイミングで扉が(いや、今季は扉じゃなくて布なんだけど)閉まっちゃうー。いいタイミングで扉と音楽が繋がると、気分上がるわ。・・・扉は布じゃないほうが好きだよー。

教授とアルフに杭を向けて、シャガールがグサッとされるのを阻止したレベッカ。こんなに伯爵さまを恐れているけれど、遺体に傷つけるのはダメなんだなぁ(復活できないから?)
出雲レベッカ、シャガールが乗ってるテーブルに乗ろうとしたけど、乗れず・・・という動作いれてました。抱きしめたかったのかな? わりと悲しげな熱烈チューして去りました。
阿知波レベッカは、カチコチで運ばれたあたりから、もう泣いてる声が切なくて、私もつられて泣いちゃう。こちらは、愛しそうに見つめて、優しくチューして去ります。

【死んじゃうなんて】
今季、最も役どころへの解釈を変えてくれたのは、ソニンのマグダかも。
冒頭のガーリック、やすべて順調、の場面などで、ずーっと「ここに馴染んでいない子」でした。これまでのマグダは愛人ではあったけど、世界に馴染んでいない感じはありませんでした。
みんながガーリック♪楽しく歌ってるとき、彼女は床を拭いてて。胸をアルフに覗かれても、自信なさげな表情。すべて順調♪でも、楽しくシャガールに話しかけるとレベッカが介入してきます。

死んでしまったシャガールに、生きてるときはしつこかったけど・・・触っていいよ♪ この歌詞、これまでうまく納得しきれてなかったんですが、ソニンマグダは分かります。シャガールのこと好きって言いたかったんだなーと。でも道に反することなので、おおっぴらに言えなかったのね。

おとなしすぎるーーーッ♪ 体をのけ反らせての絶叫、それがマグダの欲望の姿だったのだなぁ 可愛い! 若いんだし、もっと楽しまなくちゃっ
マグダは噛まれて良かったねーってくらい、楽しそう。
これまで、巻き込まれた割にVになって楽しくなったんだなぁ(ハテナ・・・)でしたが、マグダの解放感がすごいので、今季のマグダは見ていてすっきり感増えた。

★シャガール劇場?
マグダ噛んで。雄たけびアウゥー! 商売人らしく腰の低い雰囲気だったシャガールも、ここではオスに。しかし噛んだ後、また普段の腰が低い感じになるので、可笑しい。
ごめんね、マグダ・・・」といいつつ、テーブルへ移動させ、ヴァイオリンをはじいてるピコピコ音には、「何この音? あせるぅ~」アドリブ入れてくる。
歴代最高に、憎めないシャガールです。

教授たちとドタバタ繰り広げ、最終的にはサラの居場所へ案内させる展開に。
そういやあんなに心配してたサラのこと、シャガールもう心配しなくなっちゃうよね。娘も解放させちゃうV化パワー、すごいわ。

ほとんど2階席から見てたので、このあとの客席降りでの様子は良く分からず。

・・・でも、マグダに杭を打たないのは、まだ謎です。なんで? その後マグダは楽しそうだからいいけどさ、あんなに打ち放題な状況なのになぁ

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