2005/06/08

Italia Roma編 1

旅のルームメイトはずっとマダムのA嬢でした。さて彼女持参の100円目覚ましで、爽やかにお目覚め。いやん、空が青い!真っ青! 窓の外には赤いポピー。それに朝食も素敵。ローマ中心部から離れたホテルのせいか、ハム・チーズも数種類、スイート系パンも数種、ヨーグルトに入れる蜂蜜も数種・・・ 旅行中でいちばんシアワセな品揃えでした。

1 おつりプレファボーレ
地下鉄&バス一日券(4ユーロ)を買おうと、自販機に5ユーロ紙幣を入れました。券が出て・・・・・・・あら、おつりは? おつりハンドルっぽいものをぐるっと回してもダメ。駅員に言うと、彼は機械をバコバコ叩いて「ノーン!(壊れた、と言ってるらしい)」 で、おつりはもらえるのかい。聞くと住所や名前を書類に書けと言う、面倒になってきたのでローマの地下鉄に1ユーロ寄付しました。ちぇっ

2 目の前にコロッセオ
が、どーんと。駅をするっと出てふと顔を上げると、うぉぉ コロッセオ。とても非日常な風景が現代の駅を出ると広がっていたのです。ここに来て突如「ローマに来たのね! ここをシーザーも歩いたのね!」と盛り上がる我々。こんな巨大な建物を使って猛獣と人を戦わせ、飴とムチ政治を行ったんすね。ローマ帝国の当時の繁栄などに、汗を流しながら想いを馳せる4名。
ちなみに、この先もほぼ同じ会話が繰り返されます「おおお」「すごいなぁ」「手で作ったなんてねぇ」「・・・暑い」。建築・工学・美術・歴史あたりの学部出身者がいたらマメ知識を披露しながら、感想も広がったかも。しかし我らは国文学科出身のグループゆえ、感想も文学的傾向に(うそ)。

3 フォロ・ロマーナ
IMG_1325町中に2000年前の建物を、今だにこうして残しているというのが しっくりしない。建材用に壊したりしないで残しておいて、えらいのぉ 神殿が教会になったため、残ったのかなぁ

フォロ・ロマーナを進むと出る、カンピドーリオ広場はミケランジェロ設計の幾何学模様が素敵、ということですが。そんな床模様よりも我々の目には・・・式典用の制服をクールに着こなした警官らしきおじ様たちが気になってました。何かが開催されてる感じなの。地図を見ると「市庁舎」。え、こんな素晴らしき古典な建物が役所なの~。すごいな。制服・スーツ姿にヨワイ私は隠し撮りしたかったんですけど、風景に紛らわせて撮るのが精一杯。かわりに白バイ撮ったりして。

4 パラティーノの丘で「アホーイ
まだまだ広い古代遺跡群、ぐるりと周ってやっと丘の上高級住宅地へ辿りつきました。丘にはいい風が吹いて気持ちが良いです。景色も良い。オレンジの木には実が成り、ゲイカップルは立ち入り禁止区域で写真を撮る~ かなり歩いていたので、芝生で輪になりひと休みしました。ふーう。空にすいこまれそう♪

やはり非現実的な廃墟風景だわ、とまた歩いていると 写真を撮ってくださる?と白人のおばあ様が声を掛けてきました。頼まれたのは眩しい笑顔のイタズラ天使・・・T嬢。笑顔で撮影し、じゃぁね、という時「アホーイ」という言葉が。このT嬢、職場には各国留学生がいるのです。で、チェコ人ともお友達。すかさず「チェコ(の方)?」 そう、おばあ様はチェコ人で、アホーイというのは気軽な挨拶の言葉だそう(よね?)。イタリアで日本人の女の子にチェコ語が通じて、きっと喜んでいたんじゃないかなぁと、私たちも嬉しい出会いでした。アホーイ!


2 件のコメント:

  1. 猫塚ねね2005/06/08 20:13

    旅日記楽しみにしています。日常を離れて仲良し
     四人での旅ですから 食べ物も合うようですし
      絵はがき知恵さんにも届きましたよ。
       
      

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  2. セルゲイ号2005/06/11 1:37

    まだローマの夜になりません・・・
    気長にお待ちくださると嬉しいです。

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