2004/10/05

曝書スタート

図書館にやってくる一年に一度のイベント、それは<曝書>。本来は虫干し作業をいうのですが、現在はお店でいえば棚卸に近い作業をします。「在庫」とか「作業中」とか「修理中」など、どういう状態にあるものか(貸し出せる状態か)と色々あるわけですが、本当に棚にあるのか、それとも実は「不明本」と思ったらあるのか、いま館内にあるすべての資料を延々とチェックしていくのです。ま、目録と突き合わせるのは、コンピュータがするのですが。

事前に地獄のくじ引きで決めた担当棚で、職員全員でピッピッ!と競うようにバーコードをなぞっていきます。確実に、しかし素早く。ほとんどの人はハンディタイプのスキャナを持って棚へ。

今年の私は、カウンターのPCについてるスキャナに当たり、文庫本担当(2名)となりました。一人がブックトラックに載せてはカウンターへ運び、それをもう一人がスキャンし、スキャンが終わったものをまた棚に戻し・・・私と組む女子職員は、ジャージ持参で出勤。おお、やる気だね。それにしても、これは腕と腰に負担が来る!
黙々と棚に向かって作業しているのは退屈なので、館内には音楽が流れてます。普段は静かな図書館ですが、お客さんがいない日はけっこう賑やかに作業してるんですよ~

たぶん、明日にはすべて(10万冊くらい)の資料バーコードをなぞり終える予定。さらに付き合わせ、データと実際の状態が違うものを取り出して訂正していきます。ふー、

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