2004/10/18

華氏911

マイケル・ムーア監督 112分 アメリカ 2004

☆☆☆

今ごろ見てきました。政治的な話なのかと思っていたら、利権がらみの権力者・富豪たちのお話だった。そういえば、自衛隊はまだイラクに居るんだっけ?とホント、都合よく忘れているなと反省。
結局、アルカイダとイラクは関係なく、大量破壊兵器もなく、オサマビンラディンの一族はサウジの富豪でアメリカの大企業に多額の投資をしている、と。サウジからの投資が途絶えると、アメリカ経済やら大統領を含めたまわりの経済に影響があるので、良い待遇だ、と。いずれにしても、これがアメリカの一面なんだなぁと。貧困層が学資や技術習得のために入隊し、エリート層の経済や富のために働いている構図というのは、かなしい話。自衛隊が行くことでイラクの石油利権の一部でも取れるのかなぁ そうも思えないが。

うーんムーアが大義があれば戦争してもいいと思っているのか、そのあたりは不明で、何のために戦地に行くのか納得できれば(ってのもすごいですけど)、という遺族もいるし。そうなの?負け犬でもいいじゃないか、日本は戦争しません平和大事って言う能天気な国のままでいいわ。自衛だけでも十分。



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