2004/06/22

CANADA-6 [Niagara Falls]

May 29 2004

Waterlooに出張しているkensho一家とオットと、今夜の宿であるMetoropolitan Hotelロビーで待合せ。ところがしばらく待っても来ない。うかつに動けないので絵葉書を書くなどしつつ待っていると、フロントの女性に「電話よ」と言われました。名前も確認されぬまま電話に出ると「道に迷ったので遅れる」とオットでした。それじゃ、ということで持ってきた一泊分の荷物をベルの人に預けて近所散歩に出かけました。意外と穴場的な草原迷路や教会を見つけて1時間くらいで戻ると、今度はオットがロービーてお待ちかね。互いに待たせてしまったけれど、いよいよNiagaraに出発!

何もない(ガードレールもない)高速道路をがんがん飛ばして、2時間強。最初は知らない人だなぁという顔をしていた2歳のちびっこKenshoとも、大分仲良くなれたころに着きました。まずは腹ごしらえ、ベジタブルバーガーなのに肉ばっかりバーガーとか、食べきれないパスタとかを食べ、いざいざ。

滝までの道はホラーハウス・レストランやゲームセンター、アトラクションコーナーなど遊園地のよう。やがて道の向こうに見えるアメリカ滝を見た時、アトラクションのひとつのようで、期待していたような「うおおお」という気持ちの高ぶりはありませんでした・・・しくしく。でもこれは小さい方の滝。カナダ滝はきっとわくわくするに違いない。
Maid of the Mist(霧の乙女号 $13)の列に並びました。20分ほどで乗船です。アメリカ滝とカナダ滝の両方から船が交互に出ていますが、私たちはカナダ側からの観光となります。青いビニールカッパを着ると・・・おお、やっとわくわくして来ました!
まずはアメリカ滝の横を通ります、滝の横に小さく見えるのは人? 対照物があると非常に大きいことが分かりました。巨大な岩に水が落ちて砕けるところは近くに寄ると、とても迫力があります。あそこにいる人たちはびしょぬれでしょう。カモメがたくさん飛んでいるのは、落ちて気絶した魚でも狙っているのでしょうか。
 img_0102_niagara.jpg
さらに船は辛そうなエンジン音をたてながら、カナダ滝へ向かって進んでいきました。徐々に水けむり(シャワー?)が多くなって、青空が見えなくなってきます。ウオンウオンと奮闘するエンジン、もう進めないというくらい前進した場所は、太陽は見えず、白く泡立つ水面は「冬の日本海」か。私たちは子どももいるので大人しく屋根のある1層目に乗ったのですが、2階からは叫び声が・・・びしゃびしゃ? そして私たちもいつのまにか、うわぁ~っとはしゃいでいたのでした。進めば進むほど、何も見えなくなる(目も開けづらい)という矛盾した観光船を楽しみ、Kensho一家としばしお別れ。それぞれのペースで観光です。

私とオットは、「川が滝になる場所も見たい」と川に沿って整備された道路を上流へ進みました。たくさんの観光客が歩いていて、カナダじゃないみたい。英語以外で話す人の方が多い感じです。写真を撮るのも大変(ひとり旅らしき女の子にシャッター押してと頼まれました。ちゃんと映ってたかしら)。
STC_0110.jpg
森を抜けて、この滝を見たならば・・・と想像したくなるような、観光地化された場所でした。わがままなもので旅が楽になるのは歓迎なのに、秘境がなくなるのは悔しいとは。

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