2004/06/22

CANADA-4 [MAMMA MIA !]

May 27 2004 MAMMA MIA ! ※音が出ます注意

日本からネットでチケットを購入済み(窓口に取りに行くつもりだったが日本までの郵送扱いになっていた。枝番を書かなかったのに届けてくれた郵便局の方、本当に感謝してます!)。ちなみに一番高いカテゴリで選んだチケットは$84.00(\7730位)で、予約時に席が指定できます。

20:00開演、10分まえに到着。劇場はThe Royal Alexandra Theaterで、1階席の他は、左右のボックス席とせりあがった2階席が囲んでいます。そして赤と金の装飾が華やかな雰囲気を演出。オトナの世界です。舞台下には当たり前のようにオーケストラが待機。さらにまわりはオシャレした素敵な人々が座っていました。舞台真正面・7列目ということもあり、ひらひらスカートとヒールを選んでおいて良かったです。

 舞台はエーゲ海に浮かぶ小島。シングルマザーのドナと二人で暮らす20歳のソフィには夢があります。それは純白の結婚式を挙げて、幸せな生活をおくること。でもそのためには、ひとつしなければならないことがあるんです。父親をみつけて、バージンロードをエスコートしてもらわなきゃ!母の昔の日記をこっそり持ち出して読んでみると、なんと父親の可能性があるのはサム、ビル、ハリーという3人。ソフィは母にはナイショで彼らに結婚式の招待状を送ります。来てくれるように願いをこめて・・・。 劇団四季 マンマミーア!より


ソフィーの結婚式前夜と当日の出来事を、母子の長年の思い、未だ見ぬ父親への思いをからめて、ABBAのヒット曲にのって明るく元気に進行していきます。家族モノとか動物モノに滅法弱い私、うるうるしながら観ました。ふと気づくと周囲のマダムたちも泣いているようです。
それにしても、自分の父親の可能性があるのは3人とか、ドナの友人の熟女に言い寄る青年とか、このままのセリフで劇団四季も上演しているのでしょうか? いやらしくならない、からりとした男女の恋愛を表現するのはまだ難しいかなぁと感じます。腰がクイクイ(笑)する表現とかは・・・? 観た方がいたら聞いてみたい。

ABBAの曲を選んだところで、もうかなり観客の心をわしづかみしているような気がします。曲は歌えるくらい知っているし、知らなくてもすぐ分かる歌詞。しかも世界共通の親子と男女の関係で、観終わった後に暗くなることもないハッピーエンドのお話です。生身の人が表現するチカラってとても強いですね。オトナの女性もすごいのよっ と憧れてしまいます。笑って泣いて、元気をもらい幸せな気分にもなれたミュージカルでした。

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