2018/03/01

『ブロードウェイと銃弾』2/19.20 2 プロに徹した綾ちゃん良かった

配役はみなさんぴったり。

オリーブ役の平野綾ちゃん。
アニメ声を駆使した気に障る系あほの子を演じます。最後までブレずにまっすぐあほの子に徹していて、素晴らしい。チーチの脚本書き直し夢コーナーで、くるくる回りながら一本調子でセリフをしゃべるオリーブ。最高に腹が立ちます!(もちろん褒めている)

自分史上、最も布が少ない衣装だと言ってましたが、部屋着という名のキャミソールのことかな。それで床に転がって足を開脚もじもじしてくれてました。ソーセージ頂戴。何てあほすぎる歌・・・(これも褒めてる)

うっかりすると上手く歌えちゃうところ、隙なく「オリーブはダメすぎる」のスコアを出し続けた綾ちゃん、お疲れ様です。

芝居できなさ過ぎてチーチに殺されちゃって残念。すごく長生きできそうだったのにね・・・

ブラザートム氏。
自宅でくつろぐときはヘアネット姿なの? それともお洒落なの? あれ何?
誰もつっこまないし、分からなかったよー。

オリーブのことが好きなのは分かるし、お金あるのも分かるし、でも死んだあとは仕方ねぇ、って言うのも分かる。そこは良かった。歌もいいよね。

ただ、ちょこちょこした笑いどころの作り方がどうも私と合わず(面白ろいとこ?と微妙な気持ちに)強面なのに端から見ると可笑しなことになってしまっている、というがっちり王道で笑いたかったです。福田さんのセンスだろう・・・・むー。

前田美波里さん。
まさにデビットと同じ気分になれる、伝説の大女優さま。
貫禄があるし濃いにも関わらずカンパニーと良いバランスが取れていて、昔は凄かったけどね、とバカにされそうでいて、しかしやはり現役の女優のオーラの出し具合が素晴らしかった。キメるときはキメる。それ大事。

あと美脚も披露されてて、ありがたや。
浦井くんともブチューしてましたが、これまた嫌らしくなく明るい。
衣装見てるのも楽しいしね。

壮麻さん、徐々にお腹が出てくるのが可愛いし、股間に手を当てる仕草(ってかくと変だよね、MJのアウー!ってポーズと同じの)とか、でも良い声だしとか、女好きのイケメンおじさまでした。
チャーミングだけど、ダレてないのが良いです。

知寿さーん。可愛いわぁ
カウンセラ通いしてるセレブ?犬を連れた女優役。わりと普通なのに、犬周りだけちょっと変なのね。もっとがばっと歌って欲しかったです。美波里さんと美脚対決でもいいしー。

プロデューサー役の加治さんは、間合いが良くて安心。他が役としても濃いので、わりとほっとする人でした。

男子ダンス部、カッコよかったんですが、田村充宏さんと思いますが、赤いチーフの方がきびきびしてて、なかでも目を引きました。チーチの下で動いてる方です。
ターンのキメ方が私の好みー。軸が綺麗に回ってます。

城田さん含め、スーツ男子が踊るのはたいへん良かった。中心でデカい城田さんがジャケットひらひらさせてターン! 良い良い。

女子ダンス部、ショーの花。派手目なメンバーが揃っていた印象。トニー賞授賞式だぁと思いながら見てました。声が揃っててすごいなあと思ってたんですけど、歌いながら踊ってるんです・・・よね? 良い。

舞台セットはシンプルで雰囲気出してます。お金があればもっとネオンぴかぴかなクラブになったんでしょう。ぴかぴか好きなので、期待してましたが。

ただ当時の雰囲気が衣装ですごく表現されてるので、全体としてはまとまってました。

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