2004/11/20

コジモ一世☆ナルシスト

フィレンツェ@東京都美術館
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来年のために予習、東京都美術館に近づくとかなりの賑わい、げげっと思ったら「日展」に入る人々でした。フィレンツェのほうは少なくて、ゆっくり鑑賞可。

今回私の心を掴んだのは。肖像画が2点あった、コジモ一世です。眼光するどく野性的で、ちょいワルオヤジ(by「LEON」)風。黒ベースの甲冑姿なんかまさに。国王ではくて、商売人としてフィレンツェを統治するというのがどういうことなのか、これはお勉強のし甲斐がありそう。うーん旅行先から外すのはどうなんだ? ポンペイとその座を脳内で争い始めてます。難しい選択。

ミケランジェロ(伝?という説もあるみたいです)「磔刑のキリスト」は、人の身体性が注目された時代というのが、ありありと伝わるものでした。手足が長く、背中や、お尻の筋肉も写実的です。キリスト教における犠牲は痛ましい描写が多く、磔刑されたすがたに向かって手をあわせるというのが、私にはなかなか馴染みにくいところです。

この時代の絵画、彫刻は、まぁ基本的に宗教的なものがモチーフですよね。ちょうど『天使と悪魔』ダン・ブラウン著を読んでいて、象徴学に興味深々! ある程度、基礎知識をつめこんでイタリアに行く、うん。

展示の最後にグッズ売り場があり、ベッキオ橋のお店とか来ててペンダントとか、もー素敵☆ 決心が揺らぎそうだったよ。現地で良い出会いがあったら、記念に買うことにしているので、我慢なり。

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