2004/11/10

わらべうた②

先日のわらべうた研修について。

「わらべうた」というのは母語の持つリズムのまま歌われるものです。音符をみれば分かるけど、ほとんど3つの音あたりを行き来してる程度のメロディ。5・7・5で歌えるようなリズム。さらに、カラダを動かすことと一体になっているものがほとんどです。あやすための歌も、何かしら大人が赤ちゃんに働きかける内容になっています。安心感や満足感に繋がっていくんですね。歌といっても上手い下手じゃないのです。肉声というのはとても温かいものですし。

図書館が0歳児からのおはなし会を開くことについても、職員のなかで目的や影響を考えながらしましょう、とも。家庭や日常、あまり触れない豊かなコトバに出会ったり、はっとするような絵を見たり。来てくれた子どもが、たとえ内容を忘れてしまっても、図書館では楽しかったなという思い出が残れば、それで良いのかも。成長してから、図書館に再び来るときも、敷居を低く感じてもらえるかもしれません。

さて、今日のおはなし会で私もわらべうたを子どもたちとやってみました。し慣れていないのもあって、素敵な世界とはいきませんでしたが、小さな子も一緒に歌ってくれてましたよ。良かったです。

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