こんばんは。全日本猊下のしもべ会員のセルゲイです。
本日、初見の友人と共に久しぶりのコロレド猊下に拝謁。ますますお若くなっておられる!
マント捌きも美しく完璧で、しもべ冥利に尽きまする。
バージョンアップ激しかった馬車は、シビアな物語のほのぼの息抜き(でも折々にヴォルフが猊下の所有物である事が語られる、笑顔の猊下に抜かりなし)で、ただただ笑いました。悪路、お疲れ様です。
これまでは前が危険だったのに、前も後ろもデンジャラス! ドキドキしたわねー。
祐一郎、バズーカの重荷は降ろし始めたような。ファンもとにかく元気に歌ってくれれば良いと思って見てる気がします。まだまだ聴かせてくれたけど、少しずつ変っていくものですね。
祐一郎がここまで伸びやかな演技なのは、芳雄ヴォルフの成長に尽きます。若き日に苦労してい高音も響き、コンスを抱き寄せるのも、もう器械体操じゃない!前はぎごちなかったものだよ。
素晴らしいヴォルフガングで、青年は大人の男になったのだなあと感慨深い。
他のキャストも、初参加の方までもが役を観ごとに表現していて、何だか震えます。
ソニンコンス、わたし初めて、ヴォルフとコンスは似たもの同士で引き合ったんだと、気付きました。今までのコンス役だと、自分勝手さや計画性のなさが単なる欠点でしかなかったの。でも、それがヴォルフには魅力的だし、自分勝手というよりヴォルフと分かりあえなさの結果だったんですね。
ヴォルフへの愛はずっとあるのに、お互い相応しいタイミングで相応しい言葉で伝えらなくなってしまったの。
ナンネール花總さまなど、10代にしか見えないのもすごいし、男に生まれて自分も世に出たいという気持ちと、弟や父を思う気持ち、スッと伝わってきました。プリンセスになりたかったんだな。
市村パパ、お子様が出来たせいかしら、ヴォルフを思う親心があふれてます。これまでは息子に自分の夢を投影する【私が!】の部分ばかり目が行きましたけど、それだけじゃなく誇らしさとか愛情、自由に振る舞うことの恐れなどなど、色んな感情が混ざりあったままに見えました。
見ている私が大人になったのかしらね?
とにかくこの素晴らしき舞台が残るのはうれしいです。Brava!
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