2014/12/31

2014 観劇まとめ

1月 オペラ座の怪人@札幌
   クリエミュージカルコレクション(×2)
   シャーロックホームズ アンダーソン家の秘密(×2)
・とにかくもうもう! 祐一郎が笑顔で舞台にいることが嬉しくて、共演者の方たちの温かい雰囲気とか、客席の泣きそうな笑顔とか(実際泣いた)
・ホームズ~は、展開がアレレのさすが韓国発という物語ながら、出演者の巧みな表現で楽しく見ました。浦井くんの二役、この後のチャーリィ役とともに、素晴らしかったです。

2月 カチバス@札幌
TEAM NACS森崎さん演、最も見て欲しかった帯広公演のチケットの売れ行きが最初心配されたが、ものすごいPRで満席だった話が印象深い。こういう地元発(製作は東京ですけど)のものが、気軽に地元で楽しんでもらえるようになればいいと願いつつ。

3月 
4月 ラブ・ネバー・ダイ
   レディ・ベス(×3)
鹿賀さんが体調不良でWキャストの市村さんが代わりに立つ。私は病み上がりの鹿賀ファントムでした。よれよれしててとても心配だったが、マント姿が素敵でそんなこと忘れた。これまたトンデモ展開だったが、くさってもロイドウェバー!音楽美しいし、舞台装置キラキラで、何だか楽しく見れてしまうのだった。濱田めぐみさんのハスッパじゃないレディ姿が初めてでした。すごくレディでした。何でもできるんだなぁ すごい。

世界初演レディ・ベス。漫画みたいな展開ね、と思いながらの4月東京でした。まだまだ(祐一郎はちがったけど)若手組の演技が硬く、歌は気合入りすぎて激しい歌合戦のようだった。祐一郎が帝劇の舞台に戻ってきたぁぁ!だけで、満足。

5月 万獣こわい@札幌
   レディ・ベス(×2)
   ビッグ・フェラー(×3)
・ねずみの三銃士が来てくれて嬉しいわー。また来てね、札幌。案外、夏帆が良かったのが収穫でした。
・レディ・ベス。ちょっと落ち着いた感じに。4月も麗しかったが、花總さんのベスの安定感が増して、相手役も落ち着いて見える。
・ビック・フェラーは、ウッチーが若い2人(ソンハさん、浦井くん)をぐいぐい引っ張っていく、まさに大物。浦井くんの何かを表現してる感がないなぁ(物足りない)の印象は、浦井くんの演技のたまものであることが3回目の観劇で納得。おお、すごいぞ。

6月
7月 ザ・ロスト・グロリーリー/パッショネイト宝塚! (宝塚大劇場)
楽しかったなー、夢の世界であった。念願の轟悠さまを見れたし、星組の柚希&夢咲さんがまばゆい太陽のようじゃった。サロン・ド・タカラヅカでシシィの衣装も着てすっかりタカラヅカマジックにひたる。

8月 タイトル・オブ・ショウ(×2)
四季以来の柿澤さん、やはりひとを惹きつける魅力に溢れた俳優さんだと思う。喉の調子を崩した浦井くんと、サポートしてくれる共演者の回を見た。柿澤さんの男気や魅力が爆発してたな。浦井くんは猛省してた模様。アドリブ風に展開していくし、もちろんアドリブが入ることもあるので、きっちり思考し納得して演技プランつくる浦井くんにはチャレンジ部分も多かったのかも。

9月 アルジャーノンに花束を(×2)
   レディ・ベス(×2)@名古屋
使われる音楽が私の気持ちにちっともぐいっと来ないので、いまいち乗れなかったのが心残りだが、初演時に菊田一夫演劇賞を受賞しただけあり、彼のピュアな一途さとチャーリィの素直さと葛藤のさまが素晴らしかった。体や視線の使い方も演技の技術と演じる心が一体になっていて、ますます健治いいね、だった。

名古屋のベス、東京での杞憂はなくなり、綾ベスのドスドス歩きも若干優雅に上達。花總ベスなど、何も言うことありません。メアリのお2人もそれぞれの苦悩の方向が明確で、震えた。Wフェリペも同様に個性が出ている。禅&圭吾は、スピンオフ作ってほしいくらいの出来栄え。Wアスカムもそれぞれの温かさと情熱でベスを教育。
私は加藤ロビン派でしたが、彼の千秋楽の涙と舞台上で加藤くんを励ました祐一郎の手が忘れられません。

10月 オペラ座の怪人@札幌
高井ファントムのエロ度が増してて、衝撃。好きだわ・・・

11月 ポリグラフ@札幌
   スリル・ミー
   アリス・イン・ワンダーランド
   ファースト・デート(×2)
・森山開次さんが出演してるというので。時間と場面がコラージュみたいに次々かわり、整合性を求めてはいかんのだな、と途中からただ見守るのみ。森山さんは相変わらずエレガントでした。
・評判がよいので見たいと思っていたスリルミー。なるほど!これはまた見たくなる!の面白さでした。音楽もピアノのみながら、2人の感情を余すことなく表現し、ムダのない舞台装置といい、良かったです。
・アリス~、取り壊し前となってしまった青山劇場で。初めて二階で聞いたが音がちっともきちんと聞こえず、これはダメ劇場なのかと思わずにはいられない体験。
出演者はみなみな魅力的でした。
・ファースト・デート。クリエサイズの佳作。こういうのもっと見たい。こちらも出演者がはまっていて魅力あふれ、歌も聴きごたえ十分で大満足。

12月 モーツァルト!(×2 いずれも芳雄W)
   星ノ数ホド(×2)
・芳雄ヴォルフの最高到達点か(見事) ソニンコンスによって、これまで感じなかったコンスタンツェの感情が伝わった。祐一郎猊下はとにかく楽しそうで、それが何より嬉しい。
終盤、ついに芳雄トートが発表され、役柄としても芳雄時代の本格スタートだなぁとしみじみ。祐一郎ぉぉ
・星ノ数ホド、テンポよく重なるセリフに浦井くん時折翻弄されているようだったけど、鈴木杏ちゃんの安定もあって、2人芝居を乗り切っていた。役柄上、同じ役でありながら、わずかに少しずつ揺らいでいく作品で、いくら作りこんでも、間に合わなかったんだと思う。その瞬間に生まれるものを信じて舞台に乗せていくことも多かったんじゃないかと推察。普通の服の浦井くんの後ろ姿がキュートでした。

17作品、33公演

けっこう見たのは、浦井くんのせいだ。お財布からっぽだが、心は燃えた!
来年はクリコレからまたスタートで、いっそ正月恒例行事にしてよと希望です。
祐一郎出演の新作、老貴婦人の訪問、化けてほしいですね。

ではみなさま、来年も楽しい観劇をいたしましょう。

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