2005/09/30

『三文オペラ』1931年

来年1月上演『ベガーズ・オペラ』にちなんで。



1931年 ドイツ・アメリカ合作 監督/G・W・パプスト 原作/ベルトルト・ブレヒト 



出演/ルドルフ・フォルスター カローラ・ネーエル



図書館で「クラシック名画100撰集」のなかにあったので借りました。先日読んだブレヒトの『三文オペラ』に沿っています※1が、オチルーシーが登場しないところが大きく違ってます。



辻でオルガンを回す人が登場し、歌い始めると物語りもスタート。話のポイントごとにオルガン回しらが出て来て話を進めて行きます(狂言回し)。



白黒で、アメリカで上演した時のフィルムなので、英語の字幕つき。そこへ日本語字幕がつく、疲れる画面でした。そして進行もセリフも何もかもゆっくり・・・ 眠気と戦って観賞。



色男で女好きのマクヒース。女好きではあったけど、色男ってのは・・・むむむ。オジサンが演じてまして、お顔も普通。お腹ちょっと出てるし~ マクヒース役にはウッチーのほうが素敵でしょう。



ほぼ同じメロディを、それぞれが山場で歌ってて、面白かったです。ポリーとは目が合ったら恋に落ちたという演出で、なかなか素敵でした。



ブレヒトの本ではもっとドタバタしてたので、後半はあれれ?という感じ。ポリーがマクヒースの仕事を預かるところも違ってたし。こうなるとジョン・ゲイの『ベガーズ・オペラ』を読んでみたいもの! どこかにあるのかなぁ 探してみます。



※1 1700年代にジョン・ゲイが『ベガーズ・オペラ』を制作。それから200年以上のち、ブレヒトがベガーズ…を『三文オペラ』として改作し、発表。詳しくは公式HPのここをお読みください。



2005/09/29

秋は京都に

明日、明後日は山口・内野トートそれぞれが楽日です。休憩時間に一応当日券にチャンレジしてみましたけど、時すでに遅し! 予定枚数完売のテープが虚しく流れました・・・





11月は京都へ。10月末には、行けたら馬頭温泉に行こうと思ってます(10月はキング・オブ・ホビーに真面目に取り掛かりますヨ)



京都に行くメンバでG嬢のお家にお邪魔して、夕ご飯&まったりお茶してました。すっきり整理整頓されたG嬢の家を見た後に我が家を見ると(捨てて捨てて捨てたんだけどな)モノが多い~とがっくり。あ、京都計画というよりは、物欲を語ってましたけど。魔法のカードに活躍してもらわなくては・・・



2005/09/27

富士山頂到達報告③

一緒に登ったゴンザちゃんの報告はコチラです。



画像がたくさん。私のぼろぼろうしろ姿も余すところなく公開中・・・ うふ。



心配した筋肉痛は、今日はもうありません。ストレッチが良かったのか、上手に省エネ登山だったのか? 実は我が家でも、どうして私のほうが元気なのかと話題になり・・・



80%生活



という結論に。私、とっておきの余力20%常に温存してる気がします。倒れるまで働くとか(遊ぶとか)、想像できない。しかも、とっておきと言いながら、20%の出番は滅多にありません。前にお出ましになったのは、さて何時でしたか・・・うぉぉ思い出せません!



2005/09/26

『エリザベート』9/26

9/26 マチネ@帝劇 A席

エリザベート:一路真輝 トート:内野聖陽



ルキーニ:高嶋政宏 フランツ:石川禅 



ルドルフ:井上芳雄 少年ルドルフ:塩野魁士

また観にいくの?!とオットから呆れられてますが、これがマイ楽です。同じのを観るんでしょう?と聞かれるけど、毎回違うから観るんだよ~。さすがにちょっと観すぎた気もするけど、来年また観たくなるに決まってるのです。ふふ。



さて、甦った(byトンハ。9/21参照)井上くんを観たいと思って行きました。「第一の尋問」ですらりと背が高く恐ろしいほど小顔なのが彼ですね。化粧も目元が濃いっ。見栄えします。



浦井くんよりは男っぽいけど、トンハさんの男らしさとは違う。意外としっかりしなくちゃと思っているらしいルドルフでした。エーヤンエーヤンルドルフ~♪とのせられて、嬉しそうな顔で馬車に乗り込んですっかりその気になった顔と、捕まった後との落差が激しくていい☆



「独立運動」 井上くんも見たいけど近い(左端の1番の席だった)ウッチーも大注目で、目がいそがしかった・・・ ここは動きが揃ってて全体としてもきれいでした! あと、ウッチーと声の張り合いしてるみたいにガツンと歌ってくれてました・・・。



つるつるした井上くんを見てると、君のトートまでの道のりは長い・・・。声だけなら浦井くんのテノールの方が先にいけそうかも。いやいや彼も女の子みたいにつるりん。



「マイヤーリンク」で、ウッチー閣下は激しく、ぐいぐいとルドルフの上半身を回してますけど、井上くんはそりゃぁきびきび回ったのでした。ルドキッスの長さは(カウントしちゃったんですもの)井上>パク・トンハ>浦井 の順でした。あ、公演日の逆順ですね~ だんだん長くなってるのか~ うっとり閣下を見つめながらちゅうされちゃいました。閣下とルドルフはすでに合意してるって感じの・・・も、妄想?



そうそう、「最後のダンス」の後、高嶋ルキーニが小道具で小鳥ちゃんを回すのですけど、今日は途中で失速! 飼いならすどころか今にも死んでそうな小鳥ちゃんに・・・ あーぁ、と哀しく見つめてルキーニも観客も苦笑。



陛下のラストのぼろぼろぶりには、毎回心が痛みます。今日もトートダンサーに取りすがったり、放り出されたり、ヒドイ目に。綜馬陛下より、お髭になってからの声の(見かけもそうかな)オジサン度(褒めてるの)が高いですね。熱演ありがとう! 結婚する時ははずみっぽいけど、その後はなかなかの(シシィにあなたじゃ足りないと言われても)抱擁力を発揮してる気がします。



ウッチー閣下のシシィへのアプローチ、ちょっぴりエロ閣下な程度ですよね・・・ 前はもっと大変なことになってたと噂だけを聞く私。大人になっちゃったの?閣下ったら。 



それよか、パパなのにセクシービーム出す村井国夫さんが問題っ 毎回ビームにやられてました。結婚式でヴェールに囲まれ、閣下の思うがままに手を上に上げてふりふりする振りが他の人より振る回数少ない!と見てるのが楽しかった・・・その力の抜けた雰囲気がたまりません。あ、ハリソン・フォードの吹き替え担当してましたよね。そうかぁ もう全身から色気だしてたのか。次はベガーズでお目にかかります。





大変だったチケット争奪戦でしたけど、意外と行けました。気づいたら6回。またしばらく祐一郎サマの声が聴けないと思うとがっくりです。春のレミゼまで待てなければ名古屋あたりに出没してみようかしら。



『ミュージカル李香蘭』

9/25 マチネ@四季劇場「秋」 C席

李香蘭:野村玲子 川島芳子:濱田めぐみ 李愛蓮:五東由衣 



杉本:芝清道 王玉林:芹沢秀明

芝・お兄様の生歌を聴きたくて、譲渡板で譲ってもらい行ってきました。



ずっと香蘭を歌う野村さん、さすがに声がお疲れ? 高音はさすがの貫禄ある伸びがあって背中がぞくぞくっと、でも低音になると割れたような感じでした。それに小柄な人なんですね・・・ 7歳~26歳まで演じててびっくり。声もかわいいから、まぁいいか。



日劇での李香蘭、もっとゴージャスな演出だと嬉しいなぁ 戦争してるけどここは別世界ってことで。扇を持っているので、ついエリザを思い出す・・・ なんにせよ歌はとにかく素晴らしかったですよ! 多少声がかさついてても、オーラが出てましたっ あ、ついでに・・・丸の内署長も好きです。青木朗さん、最後バイバイって手を振ってはけていくのがかわいい。暗い話のなかではバカな人として。ほっとする場面だし。



ライオンキングのCDではナラを演じている濱田さん。聴くのが楽しみでした。川島芳子という男装の麗人、スパイ役にぴったり! 大事な狂言回しの役を美しくクールな歌声でこなしてます。惚れました・・・面白い振りで踊ってましたが、あれは何だい?  



で、さん。ヒゲもなくてさっぱりした顔です。想像より、理想家の青年らしくすっきりと歌ってました。うう、セクシータガーの芝さんを観たいよう~ 香蘭との別れのとこ、天国の門のほとりで君を呼ぶ~♪ だぁぁ、いい声だよう芝さん。行かないで!



2幕最初の水兵の「月月火水木金金」、休みなく働く・・・とおちょくる芳子嬢のセリフって笑っていいよね。ね。まわりはしーんとしてて寂しかったわ。今日の客席は全体的にしーん、としてましたけど・・・ 手旗信号は揃ってました。バサバサっと。



群舞のシーンは、躍動感を重視かな。手を床に付かないで側転したりバック転したり、すごいです。ダンスじゃなくてサーカスっぽい。裁判シーンで香蘭を追い詰めるとこは怖かった~ 怖くて涙。



そして兵士たちの辞世のとこ、こういうのは弱いの。続けて「海ゆかば」が歌われる中、実際の戦争の映像・写真がスクリーンに・・・ミュージカルも忘れて泣くのみ。会場内は鼻をすする音でいっぱい。私もマスカラが取れる~と思いつつ、どどっと落涙。ううう、戦争なんて嫌ね。



それに重低音で響く戦闘機や銃撃の音がコワイったらないのでした。こんな音を毎日聞いては生活できない!



この話の中で描かれる権力側について煽りたてるマスコミとか、お国のためといって旗を振る市民とか、誰も責任を取らないじゃないか、という恐ろしさも見えます。ただ「李香蘭」は何かのメッセージを押し付ける感じがないように、うまく作ってます。そりゃ伝えたいことというのはありますが。



裁判の場面は、実際にそういう判決があったのですか? 怨みは徳を持って・・・とは、なかなかきれい事ではあります。それは日本から見た願いということですね。ここの香蘭の罪があるなら・・・♪ 胸にせまります。香蘭個人に罪はない、しかし。憎しみは消えはしない・・・



三部作を続けてみたら、あまりに悲しいシリーズになりそう。つらいよ~