ミレディが去ったのと同時に、ズンチャズンチャとロック風味のリズム、そしてギュン~と鳴るエレキキダーの音。なに?なに?
・・・そして、リズム取りつつ、仁王立ちしてる方が!
こ、これが噂のロック枢機卿祐一郎ですかーっ 髪型はライオネル・リッチーっにも見えるが、ロックで歌うのか。そうかそうか。うぉー、緊張するーっ
黒い衣装、金の飾り、ロングブーツ。申し分のない衣装でキメ、兵士を鼓舞する枢機卿。
いきなりの、でかい声にびびる。ひい。
叫びつつ、言葉の多い曲だったなぁ 「我を信じよ!♪」
いまいち歌詞をきちんと聞き分けられなかったんだけど、えーいこぉう!(栄光!)って叫んだよ。メモれたのはここくらい。
我らは負けない正しき者は負けない!
叩き潰せ、踏み潰せ・・・突き進め!
永遠を信じよ敵には死を与えよ
滅ぼす敵敵はプロテスタント、闘かぁぁえ~!
(ここ、ゆらぎながらセクシーに歌ってたよー)!
(兵士たち:信仰こそいのち~♪)
勇ましい言葉が列挙されていました。こんなカッコいい大将なら(大将は王様か)、そりゃぁ頑張りますよー。いえーい!
観たときは、ロック祐一郎と言っても、ここまでとは思ってなかったので(・・・いや、これね、ロックっていうか、ロックって言えるのかってのがまず問題なんですけど。曲はロック調だったけどさ、祐一郎はロックンロールとはまた違う風合いだったように思いつつ)
とにかく強烈でした。
1、衣装よかった(もっとすっきり目が好みだけど、枢機卿は、こういう豪奢なのがお好みなのよねー、きっと)
2、リズム取る肩と足のかわゆさに、悶絶。あたしの顔は楽しすぎて笑い顔。うひゃー。
3、どんどん内股気味になっていく祐一郎の姿に、さらに悶絶加速。うぎゃー。
バックコーラスが兵士たちで、ビシっと動くのがまた良かったよなー。
あ、ロシュフォールが入ってきて、一時音楽が静かになったんだ。バッキンガム公がどうのこうのと報告して、そーてぃどうりだ!(想定通りだ!) とお答えに。
と、この作品で一番の名セリフが、ロシュフォールからありましたぁ~っ
“猊下を地上にお寄越しくださった神に感謝します!”
=祐一郎を地上にお寄越しくださった神に感謝します!
セリフ的には、もうこれ以上のものは出ないかと思うくらいの最大級の賛辞、賞賛。しかも圭吾さんが祐一郎に向かって言ったってところに価値があったよなぁ。ちちうえーっ!と同じ気持ちで噛み締めましてござる。
でもって、私と同じ目で祐一郎を見つめている皆様におかれましては、同時に<祐一郎>を・・・と置き替えて再生したことでしょう(決めつけ)。きっとそうよ!
この場面だけは、ほんと三銃士のきらきらも霞んだくらいに、祐一郎が愛しかった。なんて一生懸命に頑張るんだろう・・・ は、これを稽古場で繰り返し練習してたのかと思うと、涙が出ちゃう。いい人だよー。期待に応えまくってくれるよー。
息も絶え絶え、ロシュフォールの報告に大満足した枢機卿は、さらに兵士を焚きつけます。↓
地上には血の海が広がるだろう! 時は来た、全能の神を称えよ!
いーまー! やつらを滅ぼせ!
容赦するな! (兵士たち:おおー!)
我を信じて進め! ゆけ! ゆけ! 進め!進め!
キャーーーーーッ!!
カテコでわりと良くやってる絶叫「あーりがとぉー!」のように、叫びまくっておられました。もう誰にも止められない。
腰を低く、内股気味で・・・ギュンギュン♪エアギター。お、ロシュフォールも隣でエアギターしてたです。父子(ちがう!)で共演、ロック!
今まで見聞きしたことのない祐一郎でした。
観終わったあとは、しばらく祐一郎のエアギターしてるシルエットと神に感謝!の満点のセリフで心がいっぱいいっぱい。祐一郎は脇役、とか甘く見てた自分をポカポカしたくなるくらいの、ものすごい働きように、更なる尊敬の念を抱くばかり・・・
祐一郎、すばらしかった!
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