【イムホテップ/山口祐一郎】
なかなかお出ましにならないのね・・・
1幕の半分も過ぎたころ、大きそうなお船がエジプトに着岸。外遊、じゃなかった視察からイムホテップ様がお帰りに。
イムホテップ様の姿が見えないうちから、いよいよ来ますよ~な音楽が鳴っていて、国の重要人物なのが分かる。メンフィスも客席も待ちわびてた・・・♪
これまでだと、ひれ伏すのは浦井くんたちなんですが、メンフィスは彼を見守り、深々と礼をするのが祐一郎イムホテップ様なのだった。何て新鮮!
でもうっかりメンフィスが頭下げちゃいそうなくらい威厳があった。
若者よ、コレが威厳というものじゃー。
ヘアスタイルがまたバージョンアップですね。純白に近づき、特に顔回りがくるくる巻き毛に。明るく質素なグレーの衣装。
歩く姿は、巻き毛の白のガンダルフ。神々しき限り。
大きな印象のお歌でしたねぇ ファラオの地位のあるべき姿について、国の行く末について。イムホテップ様がエジプトにいる限り、かの国は安泰でしょう。
夏のお疲れか、ちょっとお声が絶好調ではありませんでした。千秋楽まで、どうかお元気でらっしゃいますように!
リーヴァイさん、やっぱり祐一郎には歌いにくそうなメロディ当ててくるよね?? 聞きながら、これは難しそうでっす、と素人ながら思いました。CD出たらもっと真剣にチェックできるのに。くうぜんぜつごのごねつぼう、とはどのくらいの熱量が必要かのう・・・頑張るわ。
帰ってきましたって言ったあとは、可愛いおじいちゃんに大変身。そういうキャラですか! おじいちゃん可愛いですけど!
・(見ない間に)またこんなに立派になられて!(そんなセリフはなかった気がするんだけど、言外に盛大に漂ってたのだ。お父さんみたいだった)
・あんなものやこんなものがたくさんあったんですよー。
・その金色の髪の女の子は・・・???
ちょっと鉄の話をしただけで、キャロルについて聡明さが目に(だっけ?)などとイムホテップ様が言って、さすがキャロル。あんな短時間で、イムおじいちゃんまでメロメロにさせてしまった。
別シーン、宮殿の外も見たいなーのキャロルとイムホテップ様の会話。
キャ:ピラミッドとか、
イム:ぴらみっどぉぉ・・・・???
キャ:スフィンクスとか!
イム:???
はてな?それはなんじゃろう? わしも知らぬことじゃのう・・・と
超絶可愛く小首をかしげます。可愛すぎの刑。
闘いにいくファラオを見送りつつ、これまでのメンフィスの歩みに思いを馳せるイムホテップ様。これはもう、帝劇デビューから一緒にやってた浦井くんを見守ってきた祐一郎さん自身の心に通じそうで、じいーーんとしました。この先も立派に歩め、とエールを送ってるようだった。
2幕、キャロルなどを妃にしないでとお怒りのアイシス様を、いさめるイムホテップ様。ミヌーエ将軍など平手打ちのアイシス様が、宰相様の言葉は尊重するのね・・・エジプトのため、お心を鎮めてください、と言われて、引き下がるなんて。
うーむ、威厳、威厳。
そして愛を確かめ合ったメンフィスとキャロルの絆を高らかに歌い、大団円でございますーとまとめた。そっか、イムホテップ様がまとめちゃったか。
まとめてくれてありがとう。
でもね、
ここでメンフィスとキャロルの愛のデュエット欲しかったですー! ラブラブな歌をもう一度見せつけてもらいたかったなぁ
そうだ、イムホテップ様くらいはサンサル履きかと期待していたけれど、あの謎の革靴かもしれない。紐部分が被せになってるの。外反母趾とか?? 足は大事だもんね…
次に見るときには、さらに可愛さ大爆発してると思う(断言)楽しみ。
稽古場の写真で、首飾りつけて歌ってる様子。いつもこういうの用意してるよね、手作りなの?って思ってたら、エジプトからお取り寄せ&浦井くんの分も用意したとか。おおお。
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