■安寿ミラ/アイダ・ストラウス、佐山陽規/イシドール・ストラウス(一等客)
素敵なご夫婦で場がとても落ち着きます。長い年月かけて繋いだ絆を深く感じます。
ことさら悲劇らしく振る舞わないあたり、演出家のセンスだと思いますが、あんな短期間でこんなに覚悟をすぐに決められるものだろうか?
ご立派すぎるかもしれない。
でも、このお二人には描かれていない部分で、これまでもきっと危機的な状況を経験しているのでは?と予想させる説得力もあって、何があったときも二人は一緒と思うに至った積み重ねや、人生を十分に生きた実感があったのかな・・・と思えました。
■菊地美香/キャロライン・ネビル、相場裕樹/クラーク(二等客)
実は菊地さんが出演すること全く気にしてなかったのですが、声を聞いて、あ、と。声ですぐに分かるって良い。そしてとても可愛い。しっかりしたお嬢様風でした。
新生活へ旅立つお嬢様と身分違いの恋人に、相場さん。
(先日、舞台降板とのことでびっくり。元気になるといいですね)
優しそうなハンサム君でした。歌も安定してていい声出るようになって、心配いらなくなった・・・
■霧矢大夢/アリス・ビーン、栗原英雄/エドガー・ビーン(二等客)
演じて楽しそうなのはこの二人かな。初演は森口博子が演じてて、こちらも元気で良かった。霧矢アリスのほうがすごく上昇志向がはっきりした大人の女性感が強い感じ。ダンスしたり、ふらふら一等のデッキにお邪魔したりするけど、素直さがあって憎めない。
そして栗原さん~! 振り回されつつ愛妻家で、ちょっと妻の行動に困ってる(困ってるけど、エッチスとの会話を聞いてると、本気で困ってないのが分かるのが可愛い・・・俺の妻だぜっていう顔)すごくいい。頼りになりそうだし。久々に歌声が聴けて満足。
■渡辺大輔/ファレル(三等客)
浦井くんが演じた役でした。浦井くんどうだったけな。若者っていう印象しか今では残ってないなぁ 渡辺ファレルは背も高く大きいので、見栄えが良かった。ケイトとの若干ツンデレ的なやりとりも良かったです。
■小南満佑子/ケイト・マクゴーワン(三等客)
屋比丘知奈/ケイト・マーフィー(三等客)
豊原江理佳/ケイト・ムリンズ(三等客)
三人のケイト。新天地アメリカで仕事について新しい時代を見たいっていうキラキラさと、不安が少し。妊娠してるケイトは強くて見どころあって、助かってほしいなぁと願いながら見ました。
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