かわいい。当然、見た目が可愛いのだけど、少女から人妻まで全く無理なく演じ分けてらして、ハァァーと感心しました。お歌が素晴らしいのは知っているけれど、抑えたなかからにじみ出る、「もし私が男なら」の深さといったら。
花總さんも可愛いと思ったけど、美桜ナンネールは本気で男に生まれたかった哀しみ深い。衣装も良かったですね。
ナンネール、結婚相手とはあまり上手くいってないの? ここは花總さんのほうがいい家庭のような雰囲気があったような。
そしてパパ、市村さん。
お元気。元気だ。
初日の幕があいたばかりだからか、おふざけもなくて(オデコぺしぺしをササッと)真面目なパパ。
頭の固い、パパ。しかし愛情もあるのがよく伝わりますね。
いつまでも子供、心配がつきない感じも分かります。
コロレド猊下に、孫のレオポルト(自分の名前付けたー)を紹介しようとするシーン、猊下はこれまた以前より怒りを面に激しく出さす、じっとパパを見てました。
何を言うのかわかっているから、父親がモーツァルトを評価しきれていないのを、蔑むよう。何を言っても分からないだろうという表情に思えました。
前までの記憶だと、このシーンはかなりリウマチ悪化してるわと思うんだけど、今回はまずますなご様子。中の人の元気が溢れてしまったのかもしれません。
(市村さんの元気こそ驚異的、良いお仕事続けてください)
2人のデュエットもとっても良くて、しみじみと泣きました。
♪終わりのない音楽
以前は、父娘の想いはそれぞれに一方通行という印象だったのに、この日はお互いのいうことを理解はするけれど・・・と余白のあるイメージ。それが最善かどうか悩みもあるのかな?と思ったり。
この日のヴァルトシュテッテン男爵夫人は、香寿たつきさん。
ワーイワーイ、たーたんだぁ
見るたびに美貌と歌声がレベルアップ、まばゆくて優雅な男爵夫人でした。いいわぁ
♪星から降る金
親身になるとかそんな立場じゃなくて、私がお披露目させてあげたいわ~という心からってのがいい。だけど、いい話してくれてます。いい声で。
自立しなさい、と無責任に促す男爵夫人、良い。
セシリア・ウェーバーは、阿知波悟美さん。
不動のセシリア、今回も毒親で元気です。旦那さんたちが若返りしましたか。まだコワくなかったね、旦那。
美脚が隠されがちなのがさみしいけれど、ほんといつも毒親で最高です。
シカネーダー役、遠山さんは意識してみたのはこれが初めてかも。
ダメとは言わないんですが、こう・・・前任者がきらきらだったので、戸惑いました。小池先生的にはOKなのですか?? もっとアピールしていいよ。
市民のためのオペラを作ろう!って誘う役だし、プロデューサーで役者、やっぱり圭吾さんみたいなきらきら感あったほうがいいんじゃないかと思うけど。
もしかしたら、公演終盤あたりには、自分らしいシカネーダーを見つけるかもしれませんけど。見つけて欲しい。
その他大勢の役に埋没してました。アトリエに押し掛ける場面でも、ボーイズって感じです。
役名がついてるし、一曲歌うし、もっと弾けていい。
(と思って帰って来たのですが、徐々に良くなっているようなレポを散見。いいぞいいぞ)
(と思って帰って来たのですが、徐々に良くなっているようなレポを散見。いいぞいいぞ)
圭吾さんシカ様の華麗なステップはDVDに残りましたね・・・ぐすん。
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