2015/02/08

遠征の帰路途中

土は、ボンベイ・ドリームス→ラ・カージュ・オ・フォールのマチソワ。今日日曜は、ボンベイの東京公演千秋楽でした。
どちらもキラキラ華やかな裏には、それぞれの人生模様や世間との関係性が描かれて、あ、どちらも女装男性(…もと男性?)がいたわね。
ボンベイ、実は浦井くんが主役だと気づいたのは見てる時。群像モノかと勝手に想像してた。
主人公だった!
インド社会の構造を理解してないと、ちょっとわかりにくいけれど、スラムの男の子がきらびやかな世界に分け入るのは、まさに夢=ドリームスってことなんですね。
インド映画のハッピーエンディングも、それを見る人に、数時間の夢を見せるため。
そんなアカーシュと、お嬢様プリヤの身分を越えようと手を取り合う希望のラスト…なかなか骨太で、想像と違ってたけど、心に残る作品でした。
音楽もね、インドの音や歌唱法も取り入れてて、新鮮。時々、沖縄民謡にも聞こえて面白かった。
ダンスもふんだんにあり、楽しさとセツナさが織り込まれてたわ。朝海さん!素敵!ステキ! 腰の入り方がプロでした。下半身がしっかり地を踏んで、上半身はキレキレで。大女優の貫禄も。
しかしさ…浦井くんのカレンダーの横で売ってた加藤さんのカレンダー(実用的で好ましい)を買いそうな勢いだった。ベスの時良かったよね、加藤さん。とか余裕でしたが、いやん、すごくますます良いわ。とりあえず、ジャベールしてほしいです。ちょっと今さんジャベを思い出すな。
ひと作品ごとに大成長しそうで、ドキドキします。
アカーシュは、ふざけて明るい時は馬鹿なの?と心配になりましたが、自分の社会との関わりを見はじめた時、大きな心の成長が見えますね。この辺りの揺らぎ方、すっかり安心印です。
縮れヘアに昭和感のある衣装、マイケル風です。いつパンツが破けるのか!と眺めてましたが、大丈夫だったようです。大阪でも無事に…
ラブソング歌うとうっとり。いいわー! プリヤとスウィーティーの三重唱も美しかったな。
つづく。
あ、ラカージュは見るべきです。エレガンス鹿賀さんがおつかれかもしれない(市村さん超絶元気)から、も、ね、早く行くべし!

0 件のコメント:

コメントを投稿