2020/10/30

井上芳雄&中川晃教 僕らこそミュージック 9/23

 @帝国劇場 ゲスト:小池修一郎

配信にて。

ヨッシー&アッキーが夢の共演。
M!でダブルキャストだった以外の舞台上での共演は初めて。

中堅のトップを走る二人がこうやって、一夜限りの共演をする・・・コロナでなければなかったことでしょう。
お二人とも却って忙しいのでは?というくらいに、休止した帝劇の公演を埋めるような活躍中です。

セトリは公式が出してくれていたので、最後に貼っておきます。

アッキーの「ファイト(中島みゆき)」は特に素晴らしかった。みゆき様の曲を彼女とは違う自分のものにして曲の世界をしっかり伝えてました。舌を巻くっていうか、紋切り型のいい方しか想い浮かばないけれど、アッキーは才能の塊で、本気で天才かと。

芳雄くんは、スター性が素晴らしいけれど、歌に関しては秀才と思っていて、元々の才能をコツコツ伸ばしている感じ。アッキーは努力も努力と感じず歌ってそう。

芳雄くんがアッキーの「I will get your kiss」を大人の魅力たっぷりに歌ってくれた。アッキーとは別の魅力が出た曲になってました。これを19歳で作詞作曲したアッキーにも驚きますが。

相当待ってたゲストの小池修一郎。盛り上がってたのでゲストのことは私は忘れてました。先生はせり上がって来たよ。

初めて聞いたM!で二人がキャスティングされた話は面白かった。

・当初予定していた俳優さんは、最終段階で自分には歌えないと辞退。(小池氏は、「慧眼でした」と辞退した俳優を褒めてた。とても難しい役で歌だから、と)

・とりあえずエリザでデビューした芳雄くんを推薦して決まったけれど、帝劇主演でシングルキャストは厳しい。

・もう一人欲しいと探していたが、なかなか居なかった。そんな時、アッキーのデビューCDを聞いてピンと来た先生、出先からアッキーのFCへ電話して話を繋いだそう。

東宝における小池氏の作品に若手(歌えぬ・・・)が良く登場することについて不満を持っている私ですが、アッキーについてはそれをチャラにできるくらいのご慧眼! 称えます。良く見出したなー。というか、芳雄くんも引いたし、この時は最高に感覚が光ってましたね。
これについては小池氏なりに考えていて、あんなに下手なのになぜキャスティングされてるのか、と疑問に思うこともあると思います・・・と。稽古場でばっちりでも本番がダメな人もいるし、反対の人もいる。のびしろがたっぷりな人もそうでない人も、と。それは全部を見抜くのは難しいのね・・・

・デビューしたての学生の芳雄と、歌手だし10代だしのアッキーをWキャストで使うことに反対意見もあったが、他の市村、山口、松たか子でお客は呼べる!と押し切ってくれたそうだ。二人がいなくても大ヒットしたはず!と(笑)さすがに二人もかなり頑張って貢献したので、そこまでではないと思います・・・
選んでくれて、ありがとうございました。

・また、「歌手」としても世間を黙らせてほしい!と檄を飛ばす小池氏。分かります。私も世間をぶっ飛ばしてほしいけど、紅白で歌うくらいしないと気づいてもらえないよね・・・
また、今後どう活躍するかについても。自分自身で自分の殻を破り続けるしかない、と厳しいことも。若いころの栄光、マンネリを感じているかもしれない等と仰る。これは小池氏は言える言葉、なかなか言ってもらうことも減ってくる時期なので、貴重な存在かも。

・将来、二人でバルジャン×ジャべールもいいんじゃないか。きゃー、それは見てみたいが、きらめくレミになりますね。

始終、会話も面白いし、歌は最高だし、ゲストも切れ味良かったので、最高の夜になった。あと、20分くらい?予定時間をオーバーしてました。全然長いと思わなかったなー。

#井上芳雄#中川晃教

0 件のコメント:

コメントを投稿