2020/09/24

My Story-素敵な仲間たち-9/17 17:00 山口/加藤/平方

 配信にて。会場は帝国劇場。

山口祐一郎、加藤和樹、平方元基 #ブラッドレー会(「ローマの休日」)

昼の部と登場曲とか変えるかなぁと思っていたら、同じBTTFの曲で同じく回転しながら登場。進行も同じで7つの部屋をぐるぐるします。

・1番目の部屋「この半年のできごと」
・2番目の部屋「ご関係は?」
・3番目の部屋「100の質問/Part1」
・4番目の部屋「劇場での日々」
・5番目の部屋「100の質問/Part2」
・6番目の部屋「Next One」
・7番目の部屋「未来・夢・希望」

昼の部でメモしすぎて反省したので、ここからはしっかり見聞きすることに集中しました。おー、と思ったとこだけメモ残してあるのでそれを書くことにします。

・祐一郎はグレイのスーツ姿。
20年前の『ローマの休日』で着てた衣装をお召しになって。ちゃんと着れるのすごいなー、12キロ減量して良かったね(昼の部で話してた)。

で、2名の「新品」のブラッドレーを呼び(昼と同じく上手と下手からせり上がり)、

3人のブラッドレーがいるからとおもむろに縦に整列し、前から平方-加藤-山口かな? の順に並んでチューチュートレインのぐるぐるやりました! 祐一郎が踊ってるー! かわいい!

(1)
平方くんは、SHOW-ISMSが中止からの形を変えての上演(2週間くらいで大変だった)
和樹は、『WSS』の話。祐一郎も僕も昔やってたよというので、指パッチンが大事な場面で鳴らさないといけなくて大変だとか。和樹もひたすらパッチンの練習したらしい。あとダンスが多いが自分はここまでのものをしたことがなかったから、挑戦と思って頑張ろうと思っていたが、上演できず残念と。
元基くんはうまく鳴らせず。

祐一郎さんのヘアスプレーの型どりがまた流れてたけど、新品二人にこの映像は「流していいの!?」と驚かれてた。

このあたりで、いい感じに質問したり反応する新品二人がさりげなく進行してくれている感じがして、いいねーと思ってた。

始まる前は若い二人が恐縮モードだったらやりづらいだろうと心配していたが、祐一郎さんに進行役をお任せしないで、自分たちもちゃんとトークショーを盛り上げるぞという気持ちが伝わって嬉しかったなー。しかもさわやかでさりげない。

えーと、元基くんが自粛中は舞台に立てずちょっと悲しい気持ちもあったとか話してたら、祐一郎が和樹のファンにはI Love You~♪と歌ったら良いと思うんだよねって言い始めて、(わー、祐一郎ったらアッキーの配信番組を見たのね!と驚く。)

新品の後輩和樹さんは、ちゃんとI Love You~♪とアカペラでワンフレーズ歌いました。きゃー。
客席の1/3は喜んだねって祐一郎、そっかそっか、あとの1/3は元基くんのファンで、残りは自分のファンっていう把握の仕方してるんだなー、ますます萌えた・・・

(2)
祐一郎と和樹はレディベスで初共演。
元基くんはエリザベートで。8年ぶりに帝劇のセリに乗ったって話したのかな。死のキスされて奈落に沈んでったなーと思い出したそうだ。

で、昼に続き、元基さんのファンの方へ、祐一郎から舞台上で大切なものを奪ってごめんなさいしました。フフ。
そして、和樹が「ぼくもうばわれたい」って言った(笑)祐一郎も元基くんもそれ拾ってあげてなかったけど。いつかそんな役がくるといいねー。見たい。

・わりとナチュラルに二人は祐一郎のことを「ゆうさま」って呼んでて、ご本人も素直に呼ばれているので、もしかして普段もナチュラルに方々から「ゆうさま」って呼ばれてるのかな。
浦井くんは本人相手には「祐一郎さん」って呼んでたけど、居ないときは「ゆうさま」って呼ぶこともあるしね。

呼ばれ方の話してて、またまた四谷第三小学校のウメカワ先生の時に名前の由来を発表する授業があったとか、ハンコ屋さんに名前があったらどこにでもある名前だって言われたとか(山口一郎があったって言ってた、いや名前違うし!)

劇団時代は浅利先生に「山口!」て言われると、祐一郎と山口正義さんが二人立ち上がってしまうから、二人は下の名前で呼ぶ、と言われたそう。それ以来、退団後も下の名前なんだって。
でも確か、新品のどちらかが何て呼ばれたいのかって感じの質問だったと思うんだよね。若干はぐらかした祐一郎である。

和樹は、和樹と呼ばれたい。
元基も、元基って呼ばれてるし、それでいい。
元基は「元気」だと思ってた祐一郎。

平方くんファンデーション事件@レディベス
千秋楽、ファンデーションが残りあとわずかだったから全部使っちゃえと思ってヌリヌリしたら、マットな土色になってしまった。共演者が誰も目を合わせてくれなかった。マネキンみたいな顔になってた。

和樹、祐一郎の手に励まされる件@レディベス
ラスト、和樹演じるロビンの肩に祐一郎アスカム先生が手を乗せるが、ある日からその手がぐっと!力強くなった。

それ聞きたい!と全員が思った瞬間、赤ランプで舞台が回転。次のお部屋へ・・・

(3)
・和樹
海。ちなみに平方くんは陸派・・・
自由が丘。良く行くと。
アフリカにもう一度行きたい(初めての飛行機、海外がアフリカだった)
ラーメン!(平方くんがラーメン二郎の話をしてくれる。和樹は「ラーメン加藤」をひらく)
おにぎりの具はタラコか鮭か。タラコ。
ポークカレー。

・平方
ロンドン。影があるところしっとりしてるとこが気に入った。
吉祥寺。近くに住んでた。
将来住むとしたら田舎。山の方に行くと山です!と発言し、祐一郎におののかれる。和樹がこれが普通です、と。
肉がすき。(祐一郎、もうすぐ魚のほうが美味しくなってくるよーとオジサンの話)
タラコ。

・祐一郎
またまた札幌と博多はどちらも好きだよと。
吉祥寺。自由が丘は行ったことがない。
一人旅は好きではない。
ポークカレー。ビーフよりさっぱりで、シーフードより安心(理由は次の部屋で話しました)

ねぇ、和樹の肩に置いた手の話は・・・どこへ?

(4)
祐一郎がポークカレーがいい訳。劇団時代、各地に行くと地元の人がいろいろ差し入れてくれる。朝受け取って、夜公演のあとに食べようってするとカレーになりがちだが、たまに問題が起こるので・・・でした。そうかー。ナマモノの差し入れねー。

・帝劇の思い出?最初の出会い。
和樹、レミゼラブルを見に来たのが初めて。
元基、エリザベートの稽古で。稽古前から緊張で汗びっしょり!
祐一郎、地下のB2,B6の稽古場があるが、初めてのとき早く着きすぎたからB3B4もあると思って階段を上下してた。

新品二人は、9階の稽古場にいくときエレベータが混んでるときに階段使ったりする。自分が何階にいるか分からなくなるときも。祐一郎さんは1回したけどもうしない。

和樹、レディベスの舞台写真
(2)のとこで途中になった話がここで入りました。

これが初帝劇だった和樹。稽古緊張した。毎日オーディションみたい。
祐一郎さんいわく、(自分が)和樹にできることは肩に力をこめるしかないと思う瞬間がある。
そうするしかない流れが生まれるっていう感じなのかな? 和樹さんがそうさせるのです、というニュアンスだったと思う。

和樹は、アスカム先生=祐一郎から、君にも存在理由があるって言ってもらえてる気がした。今日、これを聞けてとても良かった、泣きそうと。ほんとにうっすら目に光るものがあった。

私も泣きそう! 観劇時も舞台上では全員が新女王べスに注目してるなか、アスカム先生は愛してるけど一緒にいれない選択をした若者、ロビン(そして演じる和樹)へ分かっているよ、とよく頑張った、という感じで手に力を込めていると思ってた。号泣してメイクも取れて全身で演じてる感じでした。演じた二人が感じていた思いは観客にも伝わって来てたよ。

で、この力強くなる手について祐一郎さんにこれまで聞かなかった、っていう和樹の奥ゆかしさが愛しいわーと胸が熱くなった。和樹は、きっとそうなんじゃないかな?と思いつつ、言葉にはしなかったという・・・カワイイ。

祐一郎、こういうことは年に何回もあることではない。神様がくれる瞬間。劇団のころ先輩に言われてこの時は分からなかったけど、と。

すごすぎて拍手忘れたり、息するの忘れるような瞬間、あるよね。私の観劇サイクルだと5年か10に一度くらいかもしれない。意図しては訪れない瞬間、役者さんたちの意識や観客の意識いろいろ関係あるだろうし。
一度それを見てしまうと、また出会いたいって思うのよー。劇場通いはやめられない!

元基、ルドルフとフランツの写真。
ただ一生懸命だった。息子から父になりました。

祐一郎が、ルドルフだった自分をフランツになった自分が見ると、そういうことかーって思うんだよねとか言ったんだけど、もう少し詳しく言ってほしい??と思ってたら、元基くんが「どういうことです??」とちゃんと聞いてくれて、そうそうってなったときに、またランプが回転。次の部屋へ~

何となく分かるんだけど、ちょっとざっくりな説明でした。

(5)また質問。
セリフ覚えは良いか?
和樹は早い。と元基くん。和樹はセリフをずっと言い続けて覚えるそう。

覚えやすいシーン、覚えにくいシーン、セリフがある。

元基、焦って相手役のことを見てれないときは稽古場でもセリフが入らない。
和樹、会話は大丈夫だけど、説明のセリフが苦手。(「ローマの休日」にもある。苦手なとこはここから完璧にします!とのこと)

祐一郎、↑和樹が出たレディベスの冒頭(「プロローグ」ですね、私はロジャー・アスカム♪のとこ)8分の場面で半分はその説明セリフでした(笑)と。あれ偉いなぁっていつも思ってるよー。

元基、「祐さんは稽古場でいつも完璧に入ってる。どうやって覚えてるのか?
他の役者さんも言ってますよね、仕上げた状態で稽古場に来るって。

今日は何も持ってきてないから褒められるとどうしていいか分からない、と祐一郎。昼の部でも似たような話してたような。褒められると困っちゃうようです。
新品たちは、お世辞じゃないです!と追加フォロー。

もしかして劇団時代のやり方なのかな? 本当のところ聞いてみたいものです。

相手役の人が重要なセリフを飛ばしちゃったらどうする?
祐一郎、役の名前じゃなく「祐一郎」の名前でずっと呼ばれ続けたことがある。
これは昼も言ってた話。1幕なのに2幕のセリフ始められちゃって、そのまま続けてしまった。幕間で相談して、2幕のとこに1幕初めて→2幕も再度やった。(すごい時間かかったんでは・・? 途中で誰も止めなかったのね・・・)

新品たちは、例え話で。本当は元基が忘れちゃったのに、あたかも和樹が忘れたかのような感じになることがあるのが不満だとか。元基くんが、それは仕方ないの!と。忘れたとき、じーっと黙って待ってると誰かがセリフを入れてくれるからそう見える。それが一番事故らない技?

褒められる、叱られる、どちらがいい?
和樹は、叱られた方がいい。褒められても慣れてなくて困る。本当はダメなとこあるんじゃないの?と思ってしまう。

祐一郎、そういう趣味の人?(違います) そういう家庭だったの?(普通の家庭でした)って。

新品二人は演出家にダメなとこないか聞きに行くそうだ。
元基は、どちらも嬉しい。どっちも自分のためになるからと。ポジティブ。

祐一郎は剣道部だったから、何でもかんでもペシー!ってされて褒める叱るもなかった。
最低最悪の男子校生活! 共学の二人に、いいなぁ~と。

(6)「ローマの休日」について
・ベスパに乗るの大変。二人はちゃんと免許持ってる!
・日によって盆の上のモノの置き場がちょっとずつ違って、通り抜けるのスリルとサスペンス。
・演劇の新しいスタイルを模索しながら作っているところ。ソーシャルディスタンシング! 
言葉を発してから、体を向き合わせる。少し距離を作る。
・芝居に集中すると距離が近づいてしまうので、考えながらしている。
・遠いって言われることがあっても、近いって言われることはなかったから難しい。
・同じセリフでも距離によって意味が違って感じられる。これまでの距離感と違うけど、意味は変わらないように伝えられるように考えている。
・言い方や表現を変えたりして伝えられるようにしています。

・PCR検査の唾液が出たかどうか。
新品は問題なく出ました!

「それが人生」♪ 祐一郎ブラッドレーの激レア音源でました!
すごく若い・・・CDの声とは違って上演中の声なので、元気いっぱい、溌剌とした歌声。私が祐一郎の舞台見始めた時は、もうこういうキラキラした役はしてなかったからなー。声だけでも眩しいー

大変でしたか?って誰かが聞いたのに対して、良く聞かれるけど、楽しい。こんな楽しいことしてるの贅沢だよね?としみじみ笑顔でお話。
それ聞けて私も嬉しい! 楽しくないと続かないよねー。この先も楽しく演じてほしい。

(7)
和樹はローマの休日の合間に、ライブツアー。
6月から延期で、密にならないように2ステージするそう。
元基くんは、ローマ(東京公演のみ)、そのあとはIf Then
フラれたら友達といて気を紛らわせる。

祐一郎、オトコフタリ。

フラれたことありますか?
和樹、中3のときフラれた。他に好きな人ができたからって。仕方ないね、と。
オトコらしいねーと。
元基、小6。土管の中で急にテンションがあがって告白したらフラれた(笑)
全然好きじゃないってフラれた(笑)
時間が解決する。何もなかったかのように過ごす!

祐一郎、四谷第三小学校の校歌を歌いだす。
・・・何の歌だろうって考えちゃった。

どうして二人は成就しない恋の役ばかりなのか? 祐一郎。
帝劇で成就する作品ってあるのかな? 元基。
舞台上でも傷ついてる元基、ノンアルビールをがぶ飲みして紛らわせる!
和樹、アルコール弱い。(強そうに見えるのに知らなかった)
祐一郎も弱い。飲むと寝ちゃう。

好きな異性のしぐさ。
祐一郎、昼の部の浦井健治の好きなしぐさを披露・・・
踵が取れた?ガムついた?
元基、髪を耳に掛けるしぐさ。和樹もいいね!と。

祐一郎ったら、築地のひとたちは耳に掛けてるよって言ったとこで、蛍の光流れちゃった・・・(笑)

二人からご挨拶、左右のセリで下がる。

祐一郎からご挨拶。20年前の自分に会った気がしました、と。

大きなセリで上がりながら帰還(昼と同じ音楽はBTTFです)

始まるまでは、新品ブラッドレーが気後れしないかなーとか思っていたけど、お稽古場での祐一郎さんとお二人の関係を想像させてくれるような、あたたかな関係が見えて良かったです。
さりげなく適度に進に気を配り、さりげなく会話も進める大人な新品二人でした。ありがとうございました!

あと、祐一郎さんは当然なんですが、和樹も元基くんも私の好きな声質で、耳が幸せすぎてどうなることかと思いました。『ローマの休日』チケットは取ったので見れるのをひたすら祈ってます。

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