体調不良で交代などがあったようですが、ほんとにアンダー制度を導入してほしい。日程的に大変なのだろうけれど、遠征する私などは振替公演されても行けません。
飛行機代やらホテル代、また用意するのって厳しいもの。
「作品」をとどこおりなく上演してほしいと思っています。
さて、日本オリジナル作品。
すごく楽しくて音楽も素敵。演出も出すぎず、でもちょっと笑えて良かった。
作・作詞・楽曲プロデュース/森雪之丞
音楽/斉藤和義、さかいゆう、福田裕彦
演出/岸谷五朗
ジャック/屋良朝幸 ビル/海宝直人
ルーシー/昆夏美
テッド/青柳塁斗 魔女/岡千絵
サマンサ/平野綾 悪魔/吉野圭吾
えええええ、斉藤和義が!ミュージカル曲!
そこへ圭吾さんと海宝くんと昆ちゃんが出る。見ないと。で、見た。
音楽は、ロカビリーの雰囲気がうまく織り込まれています。それほど斉藤節みたいなものは感じなかったんですが、カバーで出してくれないかな。
たぶん本人が歌うと斉藤節になるんだね。
俳優さんたちも歌いにくくはなさそうでしたし、歌詞も聞き取りやすかったです。
★主演の屋良さんはお名前はよく知ってましたが、初見。
小柄ながらダンスも歌も浮ついてなくて安心できました。手をつかないで側転みたいにくるっと回転したのは驚いた・・・。
あとぬいぐるみ犬の操作が上手かった。
悪魔と契約したっていう(実は俳優による嘘なんだけど)のを本気にするのも、ネタバレの後で考えると可愛いし、ルーシー助けにいくのも、裁判でも可愛いし。これは屋良さんの演じ方がチャーミングなのかもね。押しつけがましくなくてさわやかです。冒頭、女のひとたちと遊んで飲んでばかりなのですが、それでも不快なキャラにしてないのが良かった。
それは情けないというより自信がなかっただけっていうのも、気持ちよく見れた点かもしれません。
基本、悪い人がいないので年末にあったかい気持ちになれて良い。
★そしてそして、圭吾さん!
悪魔の衣装、黒いパンツの上ではあるけど、ちっちゃいシルバーラメな紐のビキニフリーフ・・・ これは・・・ヘルベルトォォ~なパンツ姿を彷彿とさせてくれました。ありがたや。
チープな銀ラメな角も付けて。
踊った。
久々にブイブイ踊る圭吾さんが見れて、チケ代以上のお得感でいっぱい。
最近、悪役な圭吾さんが多かったのでこういうキャラ立ちしまくりのお姿が貴重でした。
悪魔の振りしてるとこから、役者に戻って平野綾ちゃんと交渉してるシーンとか可笑しくて(笑いをもぎ取る場面じゃないのですが、平板アクセントの訛で話すのもあって、おかしみがタマラナイ。フフフ)
少し体形絞りましたかね。顎のラインもシャープになったと思います。
(裁判所では半裸の衣装なので鍛えなおしたのかも?)
★海宝くん 犬は君だろう・・・という海宝くん。
可愛い海宝くん、歌がうまい海宝くん、踊る海宝くん。
安定してるのですが、可愛さがとんでもないのでした。
★昆ちゃん
魔女と何かお話して、スリムになって歌手デビュー。何か契約だったのか、何か対価だったのかしら。聞き逃しちゃったかなぁ
ラスベガスでいつも応援してくれた子だったのは最後にジャックに分かってもらえたけど、体型はその後はまたスリムなんですね。戻るのかと思ってた。
アイドル風の衣装で踊って歌って、可愛いです。
★魔女さん
岡千絵さんがは私が見た日はお元気そうでしたが、体調不良で真瀬はるか交代になりました。お大事に・・・
拝見した日は、マイルドなドロンジョ様ラインの素敵な衣装で演じてました。裁判官も良かったのに残念。
★平野綾ボス
別作品での役キャラが引き継がれてたらしい。マフィアのボスの娘だっていう設定で、荒くれ男を手下に悪だくみ(といっても極悪ではない)
愛は歌えなーい♪ 振り付けも衣装も好みすぎでした。こういう役は本当に良く似合います。小柄なので極悪になりすぎないのもチャームポイントでしょうか。
★青柳さん・・・
筋肉もりもりで大柄、踊ると迫力でるな、と見ていたら。
裁判シーンでとんでもない動きをして客席がドヨメキ。あれは・・・何?
肘の関節があり得ない動きをして、ちょっとエクソシストみが。こ、こわい。肩も良く動いてた感じだし、関節が特殊タイプなのですか?
同じメンバーでは無理でしょうけど、また上演してほしい演目でした。誰もさほど悪くないし、ハッピーエンディングだし。
キャラごとに歌もあって、良かった。
これで、2019年の観劇おしまい。
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