2019/09/05

「石川禅 5th ソロコンサート」2019/9/3 1 禅ヴァースで上演してください

初めての禅さんソロコン@よみうり大手町ホール

じつはヘドウィグの観劇予定だったのですが、ちょうど遠征に行くときに禅さんソロコンとか知った以上諦められぬ・・・
浦井くんは大阪でも会えるからゴメンねして譲渡したのだった。ほんとゴメンだったんだけど、この翌日は無事に浦井ヘドに圧倒されました)

高鳴る胸、9/2に初日、3日で終わりのわずか二日間のソロコンです。
前日に行った皆さまのレポをTwitterで拾ってたのですが、ほわんほわんとしていて幸せ感激!という気持ちだけが伝わってくるのでした。
二日目に行く観客も楽しめるように、ネタバレ避けてた模様・・・お優しい!

本編見て、ネタバレしないでくれた心遣いがわかりました。あれは予備知識ないほうが、よりキュンキュンしますね。

会場は見やすくてクリエくらいの規模かな?(席の前後が広くハイバックの椅子で座り心地もよい)

開始前にプログラムを購入し席で開くと、まぶしすぎる禅さんの撮りおろしの数々・・・ふきゃーーーーーっ 
あ、セトリも入ってる、しかもご本人による解説付き。お得! お写真でもおめめキラキラ★ 開始前なのにかなり満腹状態になりました。

キラキラ写真眺めていたら思ったのですが、手はあまり大きくない? 舞台で拝見してて、手先もキレイに動かすなぁとは思っても、手が小さいと思った記憶まったくないんだけど、禅さん骨が華奢なのかもしれない・・・ 

白いパンツにグレーのジャケット(細い格子柄)、ベストはくすんだ藍色、タイは艶のある藍色)立ち姿がキレイです。ぜひ、そのジャケットを脱いで素敵な腰を拝見させてくださいと念じていたら、ふふ、脱いでくださいました。ありがとうございます。

M1 炎の中へ 『スカーレット・ピンパーネル』
スカピンは未見です。勢いがあって華やかな曲。

M2 どうやって伝えよう 『ロミオ&ジュリエット』
キャピュレット卿の禅さんは拝見したことあり。もっと歌ってほしい卿ですが、今回はベンヴォーリオの曲を。
10代の青年にしか見えません。

M3 レベッカⅢ 『レベッカ』
私には禅さんが全身黒のドレス姿でお屋敷の窓辺に立って、ちーちゃんイッヒを追いつめているのが、ありありと目に浮かびました。
とても怖かったです。怖すぎて震えました。圧倒されました。
(ちなみに脳内でちーちゃんの声で禅ダンヴァースと掛け合いしました)

涼風さんのウェットさと、千寿さんの肉体派の両方を兼ね備えたスーパーダンヴァース夫人、最強の家政婦頭でしょう。ひいい。
このままクリエで上演できると思います(真顔)

前に佐々木蔵之介主演の「リチャード3世」見たとき、別にオールメールとかじゃなかったけど、エリザベスの役を植本純米さんがしてて、良かったのです。だから禅さんも次のダンヴァース夫人したらいいよ(真剣)

M4 ポップスメドレー
椅子を中央に運んで、座って自分の来し方を紹介しながら、その年にからめた曲を。
ポップスをミュージカルの俳優が歌ったらどうだコーナー??(名称は正確ではない。そんな感じの紹介。しかも噛んで言い直した)

公演中、禅さんが噛んだり歌詞間違えたりしたところなんて見たことないのに、やたらトチって事故る禅さんでした。あら緊張するんですって。
アブロンシウス教授の早口も噛まないのにねー。やだ可愛いすぎる。

・1964 新潟地震のあった6日後に月足らずで生まれたそう。あらら。
「明日があるさ」坂本九
・1981 ミュージカル初観劇→ピーターパンを見たのですって!
「もしもピアノが弾けたなら」西田敏行
そしてフック船長で出演なさることになるなんてね?
フック船長の禅さん拝見しましたよー。イベントで扮装してる禅さんとお写真撮ってもらったのです。鍛え始めた頃だったんじゃないかなぁ
・1995 「LOVE LOVE LOVE」
なんの話に絡めてだったっけ。忘れた・・・「回転木馬」で帝劇で歌ったって話だったかしら。青年座に所属していたころ、歌もやりなさいって言われて、どうせなら大きいものに挑戦しようということだったとか。青年座さんも見る目あるわ。禅さんお声がいいもの。
で、涙が出ちゃうんだろう? の歌詞の可愛さと言ったら、アナタ!! 抱きしめてあげたくなる健気さよ。はぁぁ そしてちっともあざとく無いのです、すごいわ。

M5 かもめはかもめ 研ナオコ(作詞作曲:中島みゆき)
いい! とても!!
この曲、とても好きなので、嬉しかったです。とても素晴らしいので、今すぐCD出すといい。

M6 オン・マイ・オウン 『レ・ミゼラブル』
前の曲と続けて歌いました。似たような心境の歌をポップスとミュージカルでという趣向。
強がるけれど寂しさが隠し切れない乙女心!
またまた私の目の前には、帝劇のセットが立ち上がり、禅さんは若いエポニーヌであり、雨に濡れた歩道を歩いているとしか思えないのだった。マリウスに早く抱きしめてもらってーっ 可愛いいいいいいっ 健気・・・・

このあたりでちょっと分かったのです。
もしや禅さんは憑依タイプです? 私、ずーっと技巧派なのだと思ってました!
もちろん技巧的にも素晴らしいのですが、けっこう深く没入して魂ごと役に触れてしまうのね・・・
けっこう長く禅さんも拝見してきたはずなのに、知らなかった。
涙がふわっと浮かぶ目がキレイでした・・・

M7 カフェ・ソング 『レ・ミゼラブル』
さらに続けて。
さっきマリウスー!って呼んだので、マリウス来てくれた。ありがとう。
禅マリは今でも完璧にマリウスのままで驚きです。瑞々しい声で死んだ友らを思って歌っています。私も泣いた。

禅さんは・・・ひとりレ・ミゼラブルを上演できる。

レポはまたつづきます。

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