風邪ひいたりしてたら、3月になってました。このままでは「笑う男」が開幕してまう!
階段の上につながる通路から静かに黒い人影が出てくる。ぎゃー。ミセス・ダンヴァース! コワイ。
涼風さんの怖さと、知寿さんの怖さ、全然性質が違って面白かったです。
涼風さんは、全体的にファンタジックな(妖精だから・・・)おもむき。イッヒのことも思念で殺しそうな感じです。血も青いかもしれない。一途にレベッカを崇拝している。
知寿さんは、反対にすごく人間っぽい。血は赤くたぎってるし、イッヒを拳で殺しそう(比喩だよ〉
普段、チャーミングなお役ばかり見ていたので、こんなに怖い顔できるんだな・・・とびびった。
♪新しいミセス・ド・ウィンター
急な雨、濡れてしまう。
波乱を予感させるスタート、おずおずした態度のイッヒと主のマキシムの態度の違いがさらに協調されます。
ダニー:ディナーは
フランク:7時
ダニー:早すぎる。
何で家政婦頭のダニーと館の管理者のフランクがこういう会話してるのか、未だに意図がよくわかってません。通常は、女主人が家政婦頭にディナーの時間を指示しますよね。
通常ではないやりとりが日常化してるってことなのかなぁ
マキシムは直接ダニーに指示しないで、フランクを通してるっていうことだろうか。
ムムム。
使用人たちの出迎えを受け、挨拶するマキシム。新しい女主人を紹介。
最後に女王みたいに控えてる「みせす・だんばーす」って声かけるときの、心のこもってないマキシムの言い方。まだ居る・・・って感じ。望んでダニーを妻の死後も置いてるわけではないことは分かります。
上流の作法が身についていないイッヒを、ダニーは メイドが居ない!というし、使用人たちも興味津々。
アニーなんか、小娘ついてこい(どうせすぐに追い出す)って余裕の顔してイッヒを連れていこうとしてます。
ああ! マキシム、我が家に戻ったらあっという間にその地位の人らしく振る舞って、イッヒのケアは頭にないようです。ひどい、あとは勝手によろしくね的な。ひどいです。寂しい・・・・
♪何物にも負けない
ますます妖艶になっていくこの場面。
両ダニーともに、見てはいけないものをのぞき見しているようでドキドキしました。
レベッカは憧れだし、世のすべての人も崇拝すべきだし、レベッカ以外は自分にはゴミだしっていう歌(ちょっと違うけど意訳すると)
原作読んでて、馬を早駆けさせて泡吹かせて死ぬまで走らせたっていうエピソードを、ダニーがうっとり思い出してたような気が。すべてを支配するレベッカ。
単に女主人と長年ついてるメイドじゃなく、自分もレベッカの一部かのように感じたり、彼女のふるまいを楽しみにしてたんですね。きっと。
だから、レベッカの死は、自分自身の一部が欠けたと感じて、「今もここにいる」と言うことで穴を埋めようとしてるんだわー。
そんなところへ入ってくるイッヒ、ちょっと見られたくなかったという表情になる両ダニー可愛い。弱みになると思ったのか。
レベッカ様の書き物机や陶器の天使を自慢するダニー。ミセス・ド・ウィンターは〇〇でした、といちいち言ってイッヒを圧迫。
で、天使の置物を手に取ってみたイッヒ、話し声に驚いて落として割ってしまう。とっさに引き出しに隠し、自分も机の後ろに隠れちゃう。子供!
♪親愛なる親戚!
かなりまともな温かみのあるご親戚、というかマキシムの姉、ベアトリス。
夫君もお気楽そうで親しみやすい。
どうも二人はレベッカにいい印象はなかったようだし、おどおどするイッヒも可愛い子って思ってくれてる。
くるくるダンスさせられるイッヒ、ちーイッヒは楽しそうだし、このお二人は親しくなれそうって安心の顔。
綾イッヒは小柄なのでほんと可愛かったし、ほんとはニコニコ明るい子なんだなーって思える場面。
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