2005/12/31

ありがとうございました

いつも見てくれている方、何かの検索でお越しの方(お役にたってればいいのですけど)、リンクでいらっしゃる方・・・



みなさま、私のうつつを抜かした言動におつきあいくださってありがとうございました!



今年は特に、ミュージカル、山口祐一郎さんについて、いろんな方とメッセージを送りあえまして、ブログって楽しいなぁと実感する一年になりましたねぇ。



ブログ書いてみようかと思ってるそこのアナタ(とくに北国にお住まいのKちゃん!)、まずは書いてみて続けるか考えるのもいいのでは?



ミュージカルの話ばっかりで面白くないと言われたりしますが、でも興味のあることをご報告していきます。あっははは。ごめんね。来年もさらにマイラブ祐一郎の周辺を飛び回っている予定です。



それでは、これからもよろしくお願いしまっす。



ちなみに来年最初のお楽しみは「落語」です。林家正蔵にするかどうかお悩み中。



『天空の草原のナンサ』

2005 ドイツ The Cave of the Yellow Dog

監督・脚本:ビャンバスレン・ダバー



長女ナンサ:ナンサル・バットチュルーン
父:ウルジンドルジ・バットチュルーン 母:バヤンドラム・バットチュルーン
老女:ツェレンプンツァグ・イシ
次女:ナンサルマー・バットチュルーン 長男:バトバヤー・バットチュルーン
犬:ツォーホル

内容について書いてます。これから映画を見る方はご注意





051230_192101 あとあとにじーんと温かくて胸がきゅんとなってくるような映画でした。特に大事件で物語がすすむわけではなく、草原に暮す一家をゆっくりと映し出しています。



で、もう何といってもナンサちゃんはじめ、子供たちがめんこい。(かわいい、以上にもう!めんこいの~)。そしてお父さん、お母さんがとっても素敵なのでした。



普段はパンフ類は買わないんですけど、あまりの可愛さにポストカードと購入。で、ほぼ日手帳に挟んでみました。うふっ



キャスト名でわかるように、役者ではなくて素人の普通の一家が出演しています。フィクションなのですが、ドキュメンタリー的手法で、ある枠を用意したあとは辛抱強く撮影していったそうです。



大袈裟なものはなにもなくて、遊牧民のつつましい生活が映し出されます。劇的な物語はないのです。犬が活躍する感動物語! と思って見ると、ちょっと違うのです。



舞台はモンゴルの草原。空が広い。



寄宿生活からもどった6歳のナンサは、牛のフン拾いのお使いの途中で、ほら穴にいた子犬を見つけ連れて帰ります。しかし、野生にいた犬は狼と生活したかもしれないし、狼を呼んでしまうかもしれないから、返してくるように父親に言われてしまうのでした。
狼害って多いのですね。



飼いたいなぁ、とナンサは父から犬が見えないように隠してみたり(隠れてないけど!) いじらしいよ~。



雨宿りさせてもらったおばあさんの語るモンゴルに伝わる「黄色い犬」のお話。



ほの暗いゲルにほんのりランプの明りに、歯がないおばあちゃんのお話。コワイような楽しみなような、入り混じった雰囲気です。いいなぁ、こういうのってしっかり子供の心に残るんだろうな。



そして、季節は夏から秋へ向かい、一家も放牧地を移動することに。



ゲルの解体シーン、丁寧に撮影していました。骨組みがどうやって組まれているのか、どれくらいの皮や布で覆ってたのか。これは最低限の家と表現してもいいし、生活に必要なものが全てある、とも言える家ですよね。とってもきれいでした。



ナンサと次女の子がお手伝いしてて絨毯をしまってたのですけど、すっごくムダのない動きでびっくりしました。新聞紙に紐もうまくかけられない人に見せてやりたい! 



それで、お父さんが、もー素敵。
羊の皮をはいだりロープを結ぶ時の手際のよさ。薪割りの時に見える働く人のたくましい体とか手とか。
さらに良いのは、子供や奥さんを大事にしてて、子供の話をきいてあげて、ちゅーっとして、抱きしめて。なんて素晴らしい父ちゃんなんだ!







もちろんお母さんは優しくて働きもので料理洗濯裁縫完璧。夫の留守中はしっかり子供を見て、歌も上手。犬を返してきなさいといわれたナンサに言って聞かせるところも良かったな・・・



このお二人はいくつなんだろう・・・ 私と同じ位とか、実は年下だってこともあり得るか。何もできない、私。



最後に危機にさらされる長男くん、元気いっぱい。髪を縛ってたので、てっきり女の子かとしばらく思ってました。にかーっと笑って、イタズラ好き。



そうそう、肝心のツォーホルちゃんなんですが。



子犬なので、遊びたがりですぐ寝ちゃう。すぴーっと。ナンサが「前世はきっとなまけものだったんだ!」って笑いながら、寝てるところを撫でてあげてるメイキング映像がありました。そうかもね。いやぁかわいかったなぁ



賢そうじゃなくて、けっこうぽやっとしてマイペース。ナンサちゃんの方が、ずっと賢そうだったわねぇ でもそこがとっても愛らしい犬なんですよ。もし犬を飼うなら、こういう賢すぎなさそうなほうがいい! でもきっと家族への愛情がたっぷりな犬になるに違いありません。



顔が黒くて、体が真っ白。ボーダーコリーのような犬です。胸のふわふわした毛の感じ、まだ柔らかそうな足、いいなぁ 触りたい~
草をくわえて、もごもごするのもばかっぽくてかわいかった! もごもご。



モンゴルでは、子供をあまり甘やかすとガラスのような子になる、と言われるそうです。1歳ちょっとくらいの長男がテーブルの上のミシンに馬乗りになってても、ぴょんぴょん跳ねてても、おかあさんはそのままにしてました。見習いたいものですねぇ。



私の周りには随分モノがいっぱいあるよなぁと思い返してしまう一家の暮らしでした。モンゴルでも完全な遊牧だけで暮す人は激減しているそうです。



広い空とみどりの草原と、白い小さなゲルの暮らしも残っていけるといいんだけど。



2005/12/30

『ジキル&ハイド』千穐楽

12/28  13:30@日生劇場 A席



2階の真正面最前列でした。こりゃ観やすいです。当日券もキャンセル待ちがあったようで、満席です。

ヘンリー・ジキル/エドワード・ハイド:鹿賀丈史
ルーシー:マルシア  エマ・カルー:鈴木蘭々  アターソン:石川禅
ダンヴァース・カルー:浜畑 賢吉  ストライド:宮川浩
ベイジングストーク大司教、スパイダー、市民、物乞い、客:大須賀でひき
伯爵、市民、客:林アキラ ほか

冒頭の気が触れた父に語りかける場面から、びりびりした気迫がありました。セリフがやや早めで、美しく歌うんじゃなくて情熱で歌っているような。



技術的にジキルとハイドを演じ分けている印象が強かったけど、今日は技術よりも気持ちが先にあるみたい。



というわけで、ジキル博士の時の鹿賀さんの裏声(もはや裏声!)は、さらにヒートアップ。理性の人?なジキルですが、フツウの人が狂気に走りそうな一歩手前風、に見えなくもないです。



今日のS席前方には熱烈鹿賀ファンが多数いたみたいで、わぁぁという声やら、Bravo~!! の声も。



最初の群集シーン、いろいろな雑念もぶっとびました。一人一人の方の声と、うしろに隠れているオケの音がするどくキレてて、私も心の中でブラーヴォォ!



理事会メンバーのいやらしい演技もいかにも高慢で、あ、今日はみなさん、死にっぷりがますます良かったです。



なかでも林アキラさんの心臓が!の演技はサイコーでしたねぇ 
「私は助けようとしたんだ!」と言いながら、もう息も絶え絶え、セリフも迫真にせまる爆発モード。



何もしないのに死んだ」が今まで見た中で1番コミカルに言ってました。私はハイド風のままダークに言うほうが好きでしたけど、最後なのでサービスかな。



アキラさんは、死んだ直後にロンドン市民になって復活するわけですけど、コ芝居(ゴメンナサイ・・・褒めてるの)が味わい深かったですねぇ





ハイドの暴力、殺人は恐ろしいけど、それ以外のどろどろしてそうな人間性はわかるような気がするなぁと思えてきました。



ルーシー殺害場面の「あいつにあって、俺にないものは何だ!」(スカー@「ライオンキング」でもありますね。嫉妬?)という問いかけは、かなり人間らしいです。



マルシア・ルーシー。マルシアも情熱をぶつけたようで、お国訛りが・・・ でもそれもそんな気になるものではなくて、彼女の魅力のひとつかも。鹿賀さんもそうだったけど、ソロで歌ってる時はぞくぞくっとします。天国の師匠も喜んでるよ。



声量強化!の蘭々、か細いだけ、ではないんですよね。丁寧に歌うので、音符をなぞってるだけのように聞こえがちでしたが。高音は裏声だけど、低音はけっこうがっつり歌えるみたいだし。ルーシーと二重唱する In his eyes、この日はあまり枠をつくらないようにガン、と歌ってくれた気がします。



禅さんも千穐楽は飛ばしてました。やはりセリフのスピード早めで、テンション高い。「どん底」でルーシーを見ながらにこにこしてる顔もしっかり確認。



Your work 歌ってくれる数少ない場面なので、出来るだけ聞き取れるように集中です。今日もいい声! 長めのジャケットの裾をぱっとひるがえして去る姿も見事です。



アターソンはこの中では1番、明るくて健康的な人格の人。でもって、狂言回しの役目もあります。それをさらっと好ましい人物に演じてくれて、とっても素敵でした。ありがとう!



さてさて。ほとんど雑念なしで舞台を楽しんでたものの、やはり「飲料問題」は確認したくて、ずっとビーカーと試験管を見てました。



ビーカーに入ってるときは、赤も青もシャバシャバしてます。



最初の変身の時に確認できたのは(赤い方)、スポイトで入れた試験管の隣のものを、実際は手にとってました。で、飲んだようにみえる仕掛けになっているんでしょうね。この仕掛けはイマイチわからなかったけど・・・



青い方は、この前後になってるのを使ってます。最初に前側の試験管にスポイトで入れて、アターソンが来たときに隠そうと、後側に入れます。で、また隣にある仕込みありのものを飲む場面では手にしてるんだと。



別にどうでもいい話でしたけど・・・ 気になってたので。結論としては、とりあえず飲んではいない、でした。



お待ちかね千穐楽のカーテンコール。



おお、万雷の拍手。上演中も、次のシーンに移ってるのに鳴り止まずにセリフに被ってしまったりするくらい拍手が賑やかでしたね。



4-5回、普通に全員で出てきてくれたあとに、鹿賀さんから挨拶がありました。



新しく加わった蘭々、役が変わった(禅さん)メンバーともに、素晴らしいチームで作ることがでできました。ムフ、このとき紹介された禅さんがぐいっとガニマタ(ひげダンスの足・・・ね)で客席にアピール。いやー、お茶目さん。伯爵夫人の荒井さんと、ぎゅっと抱き合ったりも。



で、千穐楽を迎えられて嬉しい、・・・このあたりで隣にいたマルシアが涙。もちろんオーケストラも最高です、とずっと舞台後にいたメンバーが登場。黒ずくめで、何人かは「ジキル&ハイド」Tシャツでした。うーん、オケも少なめに感じますね。精鋭で作ってたんだわ。(千穐楽については演出の山田和也さんブログにも記事があり)。



そして、クールにお話していた鹿賀さんが、近いうちにまたやりたい!と嬉しいことを。客席からはうぉー、きゃーっ!と悲鳴やら拍手やら。



その後も幾度か拍手に応えてカーテンコール。はけるときは、ルーシーとアターソンが上手側、ジキルとエマが下手側。アターソン禅さんが、ちゃんとルーシーをリードしてました。エマはダンヴァース卿と一緒なので、あら、鹿賀さんは一人・・・



最後の最後は、鹿賀さんが下手の端っこで丁寧なお辞儀をして終りになりました。



暗い音楽、暗い話だけど、メロディがキレイ。蘭々の声量意外は、とっても満足で楽しかったです。欲を言えば、もう一回り小さい劇場でムンムンの熱気の中で観てみたいかな。



2005/12/29

ばくらい

静岡にいる弟が遊びに来てます。



で、オットと3人で谷中の「千尋」にて飲んでました。年末であまり魚の種類がないんです、といわれましたが。何の十分!



美味しかったのは「ばくらい」。あと、トラフグの白子を焼いたの。鯖のへしこも。あ、平目のお刺身もぷりぷりで美味しかった・・・。



昼は『天空の草原のナンサ』を観て、うるるるっと。お父さんが素敵で!





完敗

昼は『ジキル&ハイド』の千穐楽観てました。とっても良かった。



夜は職場の人とお疲れさまの飲み会。



で、東宝ナビザーブの結果とフジモトマサルさんのカレンダープレゼントの結果を、つい先ほど確認です。



あぁぁ・・・ 両方とも撃沈しました。もう寝ます。



祐一郎! 敗者復活で会えますように~