2018/03/01

『ブロードウェイと銃弾』2/19.20 3 それは好きじゃない

たぶん、私は笑いのセンス筋があるとしたら、全然鍛えられていないと思います。

相手をなじったり叩いたりするのは嫌いだから見ません。大声で騒ぐテレビも疲れるのでほとんど見ない。落語のほうが笑えるし泣けるし安心して楽しめます。

感想1、でも書いたけど、WOWOWのグリブラで浦井くんがあほの子扱いなのも、たまには違う面も出してよって思う。昆ちゃんが腹黒女子をするのも(そんな役ふられて大変ね?って思っちゃって)心地良くない。演じてるご本人がどうっていうんじゃなくて、見てる私の気持ちがもやもやします。

主演の二人、チーチとデビットの二人が絡むときに、中の人=素っぽいところを出すとか、城田トートを出すとか、好きじゃない。

浦井くんが城田くんに頭をぺしっとされて、「素の浦井としてウケてる」風のやりとりするのは見たくない。自分の脚本で上演目指してる男は、チンピラに叩かれたら怒りませんか? 怒らなくても嫌でしょう、笑わないと思う。

そういうの、好きな人はきっと好きなんでしょう。私は好きじゃない。

こういうのは、素人芸というのではないのか。
福田さんが笑いのプロなら、作品世界をきちんと成り立たせた中で筋書上も意味の通る笑いを求めて欲しいものです。や、別に「笑い」のプロでなくて、仕事としてどうだろうと疑問。
「素(風)」なのが良いねっていうのは、使い古されてるし、日生劇場では見たくない。

その点で、浦井城田トム、以外はストーリー上の世界からはみ出ず出来ていたので、なぜ主役二人でも同じように、きっちりと練り上げなかったのか、残念です。

祐一郎さんと「エドウィン・ドルードの謎」やったときは、あくまでも演じられてるキャラクタで笑わせてもらって、これは楽しかったのに。

そもそもですけど、この作品って大笑いする馬鹿作品というより、バックステージものでブラックで作者の自己像を客が見て、あああ(フッって笑う)というよなものじゃなかったのかしら。

そしてショウ部分がきらびやかで楽しい作品じゃないのかな。

楽しかったし、個々の俳優良かったし、音楽良かったよ。
でも、と上記のような面も残ったな、という感想。

『ブロードウェイと銃弾』2/19.20 2 プロに徹した綾ちゃん良かった

配役はみなさんぴったり。

オリーブ役の平野綾ちゃん。
アニメ声を駆使した気に障る系あほの子を演じます。最後までブレずにまっすぐあほの子に徹していて、素晴らしい。チーチの脚本書き直し夢コーナーで、くるくる回りながら一本調子でセリフをしゃべるオリーブ。最高に腹が立ちます!(もちろん褒めている)

自分史上、最も布が少ない衣装だと言ってましたが、部屋着という名のキャミソールのことかな。それで床に転がって足を開脚もじもじしてくれてました。ソーセージ頂戴。何てあほすぎる歌・・・(これも褒めてる)

うっかりすると上手く歌えちゃうところ、隙なく「オリーブはダメすぎる」のスコアを出し続けた綾ちゃん、お疲れ様です。

芝居できなさ過ぎてチーチに殺されちゃって残念。すごく長生きできそうだったのにね・・・

ブラザートム氏。
自宅でくつろぐときはヘアネット姿なの? それともお洒落なの? あれ何?
誰もつっこまないし、分からなかったよー。

オリーブのことが好きなのは分かるし、お金あるのも分かるし、でも死んだあとは仕方ねぇ、って言うのも分かる。そこは良かった。歌もいいよね。

ただ、ちょこちょこした笑いどころの作り方がどうも私と合わず(面白ろいとこ?と微妙な気持ちに)強面なのに端から見ると可笑しなことになってしまっている、というがっちり王道で笑いたかったです。福田さんのセンスだろう・・・・むー。

前田美波里さん。
まさにデビットと同じ気分になれる、伝説の大女優さま。
貫禄があるし濃いにも関わらずカンパニーと良いバランスが取れていて、昔は凄かったけどね、とバカにされそうでいて、しかしやはり現役の女優のオーラの出し具合が素晴らしかった。キメるときはキメる。それ大事。

あと美脚も披露されてて、ありがたや。
浦井くんともブチューしてましたが、これまた嫌らしくなく明るい。
衣装見てるのも楽しいしね。

壮麻さん、徐々にお腹が出てくるのが可愛いし、股間に手を当てる仕草(ってかくと変だよね、MJのアウー!ってポーズと同じの)とか、でも良い声だしとか、女好きのイケメンおじさまでした。
チャーミングだけど、ダレてないのが良いです。

知寿さーん。可愛いわぁ
カウンセラ通いしてるセレブ?犬を連れた女優役。わりと普通なのに、犬周りだけちょっと変なのね。もっとがばっと歌って欲しかったです。美波里さんと美脚対決でもいいしー。

プロデューサー役の加治さんは、間合いが良くて安心。他が役としても濃いので、わりとほっとする人でした。

男子ダンス部、カッコよかったんですが、田村充宏さんと思いますが、赤いチーフの方がきびきびしてて、なかでも目を引きました。チーチの下で動いてる方です。
ターンのキメ方が私の好みー。軸が綺麗に回ってます。

城田さん含め、スーツ男子が踊るのはたいへん良かった。中心でデカい城田さんがジャケットひらひらさせてターン! 良い良い。

女子ダンス部、ショーの花。派手目なメンバーが揃っていた印象。トニー賞授賞式だぁと思いながら見てました。声が揃っててすごいなあと思ってたんですけど、歌いながら踊ってるんです・・・よね? 良い。

舞台セットはシンプルで雰囲気出してます。お金があればもっとネオンぴかぴかなクラブになったんでしょう。ぴかぴか好きなので、期待してましたが。

ただ当時の雰囲気が衣装ですごく表現されてるので、全体としてはまとまってました。

2018/02/24

『ブロードウェイと銃弾』2/19.20 1 撃ち抜かれたマイハート

@日生劇場

デビット/浦井健治 チーチ/城田優
オリーブ/平野綾 イーデン/保坂知寿 エレン/愛加あゆ
ニック/ブラザートム ワーナー/鈴木壮麻 ヘレン/前田美波里
ジュリアン/加治将樹 シェルドン/青山航士

脚本/ウディ・アレン
オリジナル振付/スーザン・ストローマン
演出/福田雄一

映画は大昔に見たものの、特に印象にのこってない程度。
禁酒法時代の音楽をベースに作られていて、明るく弾む曲調。生オケで上演される楽しさを感じながら見てました。いいねー。

売れない脚本家の小難しい作品に、マフィアのニックがスポンサーとなって、愛人のオリーブをスターにしてやってくれ、と押し付けられる。悪い虫がつかないように見張りに来たギャングのチーチだったが、稽古を見ていて発した脚本への言葉が的確すぎて、ついにこっそりデビットと共に脚本の手直しをするように。
いつしか、それはチーチにとって「俺の作品」となり、今度はひどい大根役者のオリーブが邪魔になってバーン! チーチもニックに返り討ちにあい、バーン! 
ラストはニックがほっこりバナナ話を持ち出して、バナナないよバナーナ♪ 

話は簡単だけど、展開のテンポもいいし、役者さんたちもぴったりで、楽しく見ていられた。

【ハートを撃ち抜かれたの】
結論から言うと、浦井くんを応援しに行ったはずが、
チーチ役の城田優に心臓撃ち抜かれて、帰り道、ふらふら山野楽器に入って『エリザベート城田盤』DVD買ってたよねという。
この感動を課金で示そう的な・・・?

や、たぶん以前トート城田を観劇した時点でも撃たれてたんですけど、認めないぞと頑張っていたのだった。なんで頑張ってたのやら・・・素直になればよかった。

カッコいい以外の言葉が出てこなかったわー。やだー、超カッコいい。立ち姿が惚れ惚れします。
タップも良かったし。それに、どんどんいい声出てきてますねー。良い声-。
でもってデカい。浦井くんよりデカい。舞台人は、大きいのは良いことです。

ニックにオリーブ殺しを探られて胡麻化してるシーン、わざとらしくなくて上手かった。殺されるって分かってるのに、どうしても初日に駆け付けたいところとか、芸術コワイね。

【福田さん、浦井くんそれだけじゃないからね】
よくある感じだと、浦井くん演じるデビットに同調してみるんだろうけど(映画版もそうなのか、全く思い出せませんが)、どうにも共感できそうで出来にくいタイプでした。
自分で思ってるより才能がいまいちで美女にも弱く、恋人も浮気してたと言えばあっさり引き下がるし、もやもやするわー。ウディ・アレンだからだろうか。そうかも。

キュートな浦井くんベースで演じられてたけど、アーティスト気取りの雰囲気をもう少し前に出してくれても良かったんじゃないかしら。こじらせインテリ風の。
浦井くんはそれ出せたハズと思うんですが、捻くれた感じ、全くなかったです。

可愛い巻き込まれ君でした。くるくるヘアも可愛いし、歌も可愛いし、友達が死んでもボスと歌いあって結婚申し込んでるあたりも、やっぱり君あほの子でしたか?って感じで可愛いのだった。

瀕死のチーチを助けようとしたとこだけ、かっこいい浦井くんの風が吹いてきました。
かっこいいは城田チーチの役なんだろうけど、だったらもっとデビットを面倒な感じの人物にしておいても、いい対比になりそうと思ったり。でもエンタメに徹するなら拗らせすぎないほうが物語が進むのかしら。

もともとそういう役なのか、福田演出なのか? ここ知りたいです。

福田さんと言えばグリブラ(WOWOWで放送中、グリーン&ブラックス ミュージカル俳優たちのコントと歌の番組)での、浦井くんの扱い! あんなに、あほの子一直線ってちょっと! ひどいわ・・・ いい子なのに・・・

さて、アーティストでいたいけど、現実問題、お金は必要だし、スポンサーの意向もある程度受け入れねばならないし、という板挟みになって、押し切られていくのがデビット
だけど、意外と逡巡しすぎず、自分で演出できて主演はヘレン、ワーナーも!と上演できればオリーブも受けいれてやるぞと方向転換。そこらへん、妥協できるのが100%アーティストではないところなのか。

最高の最高を目指すチーチは我慢できず、銃の力で押し切っていくのでした。殺しちゃだめ。

一人の命より作品だという話、最初にデビットも支持してたけど、イザとなれば人命は大事になる、というのが良い人の証でありアーティストになりきれなかった優しさなんでしょうか。

2018/02/06

祐一郎グッズ入れにしたい

こちらモロゾフのチョコレート。

祐一郎さまが山口正義さんに差し上げたという、例の(正義さんFacebookにあげてくださいました)

この時期は雪まつりもあり、インフルエンザ猛攻の時期なので人混みは避けるのですが、無事に購入してきましたー。
(折り紙の犬は関係ない・・・エヘ)

私も祐一郎がくれたと言い張りながら頂くことにいたします。
何を容れようかなぁ 小さいから、可愛いものですね。

2018/01/19

今年もときめいて生きていようと思います

今年も楽しく観劇してようと思います。元気で。
入荷待ちしてた「マディソン郡の橋」CDが届いたので、ひたすらリピートして聴いてます。はぁぁ素敵すぎ!! 音楽いいですね。

脳内ですでに涼風さんと祐一郎が見つめ合って歌っているわ。目に浮かぶー! 
デュエットが楽しみ・・・・これ、たった2公演しか取ってないんだよ、まだ見てないのにもう悲しい。

だからCD出して! 貴婦人も一緒に出すと良いし!